高齢者福祉

歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー

大島花子さんの歌が参加者の目に涙を誘う

10月30日、爽やかな秋晴れとなったこの日、歌手の大島花子さんが東京・江戸川区の特別養護老人ホーム「やすらぎの里北小岩」で今年度2度目の歌謡ショーを開催しました。施設の入所者や職員など約50人が参加しました。

歌手・大島花子 ギタリスト・笹子重治

歌手・大島花子 ギタリスト・笹子重治

大島さんは父親の坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」(1961)、「明日があるさ」(1963)、「幸せなら手をたたこう」(1964)、「親父」(1982)を歌いました。

優しく語りかけるように歌う大島さんの歌声と、心にしみるようなギタリストの笹子重治さんのギターの音色で会場は優しい空気に包まれていきました。

歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー
歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー

他にも昭和の大ヒット曲「学生時代」(1964)、「リンゴの唄」(1945)、「青い山脈」(1949)、「東京ラプソディ」(1936)をメドレーで歌ったりしましたが、楽しげに手拍子するなど参加者の皆さんの表情には笑顔が見られました。また大島さんが秋の童謡「紅葉」「里の秋」「夕焼け小焼け」を一緒に歌うことを呼びかけると、皆さん大きな声で一緒に歌いました。

歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー
歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー

最後に父親の名曲「見上げてごらん夜の星を」(1963)を歌った時には、中には涙を見せる人の姿も見られました。

大島さんは全13曲を歌い、歌唱後に施設を代表して100歳の参加者から花束を贈られました。その後も大島さんは一人ひとりの側に寄って優しく語りかけるなど、参加者の皆さんに終始寄り添うような歌謡ショーとなりました。

歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー
歌手の大島花子さん! 高齢者施設訪問 今年度2度目の歌謡ショー

参加者の声

  • 「うれしかった。懐かしくて涙が出た。」
  • 「楽しかった。昔の歌を聴いて故郷を思い出した。」
日程

2025年10月30日(木)

場所

特別養護老人ホーム「やすらぎの里北小岩」(東京都江戸川区)

ゲスト

大島花子(歌手)、笹子重治(ギタリスト)