高齢者福祉

沢田亜矢子さん！高齢者施設訪問　歌謡ショー

１１月７日、沢田亜矢子さんが横浜市金沢区の特別養護老人ホーム「わかくさ」で歌謡ショーを開催しました。最高齢１０１歳の方をはじめとした入所者、家族、職員ら約６０人が参加しました。

白いドレスに身を包んだ沢田さんが登場すると、心待ちにしていた参加者から大きな拍手が沸き起こりました。

１曲目に歌ったのは、１９７３年のデビュー曲「アザミの花」です。沢田さんは俳優や情報番組の司会者として知られていますが実は音楽大学の声楽科出身で、芸能界には歌手としてデビューしました。どこまでも届くような伸びやかで歌声で参加者の皆さんを魅了します。

他にも、自身の代表曲で１９７７年のアニメ「家なき子」の主題歌「さあ歩き始めよう」を歌ったり、昭和の代表曲「東京ブギウギ」（１９４８）、「東京アンナ」（１９５５）、「せんせい」（１９７２）などを熱唱したりしました。

大きな振り付けをしながら歌う沢田さんの歌謡ショーは、目の前でミュージカルを観劇するような迫力があります。

また、一人ひとりに寄り添ってマイクを向けながら一緒に歌う場面では感極まった参加者が涙を流した一方、その姿を見た沢田さん自身も、もらい泣きをする場面も見られました。

全１２曲を歌唱後、涙を流しながら歌を聞き入っていたという参加者から花束を贈られた沢田さん。「いろいろあったけど最後に素晴らしい人生が待っていました。頑張るといい出会いがあるし、いいことがありますので、皆さんも諦めないで頑張って下さい。」と参加者の皆さんにエールを贈りました。