高齢者福祉
歌手の伊藤咲子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
歌手の伊藤咲子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
伊藤咲子さん、高齢者施設で初の歌謡ショー
10月20日、歌手の伊藤咲子さんが、東京・目黒区の養護老人ホーム「白寿荘」で歌謡ショーを開催しました。新型コロナの影響で約1カ月半遅れの開催となりましたが、心待ちにしていた入所者や職員ら約90人が参加しました。
伊藤咲子さんは1974年のデビューシングル「ひまわり娘」が大ヒットし、2024年にデビュー50周年を迎えた歌手です。これまで敬老会などで歌ったことはあるものの、高齢者施設で歌うのは初めてということで、少し緊張した様子で歌謡ショーに臨みました。
歌手・伊藤咲子
ヒマワリ色のファッションで伊藤さんが登場すると大きな拍手が沸き起こり、1曲目の「ひまわり娘」(1974)を歌うと、早くも会場は盛り上がりを見せました。会場の暖かい雰囲気に次第に伊藤さんの緊張も和らいでいきました。伊藤さんは「木枯しの二人」(1975)、「乙女のワルツ」(1975)、「きみ可愛いね」(1976)と自身のヒット曲を歌ったり、所属レコード会社の先輩歌手である島倉千代子さんの「愛のさざなみ」(1966)や美空ひばりさんの「津軽のふるさと」(1953)など全15曲を披露しました。
また歌の合間にはデビュー当時の話をはじめ、島倉千代さんや千昌夫さんとの思い出話など貴重なエピソード語りました。


参加者の皆さんは手拍子したり、口ずさむなどしたり、童謡「ふるさと」では伊藤さんと一緒に大きな声で歌ったりして歌謡ショー楽しみました。
歌唱後施設の代表として、伊藤さんのファンだという参加者から花束が贈られました。伊藤さんは「高齢者施設での初めての歌謡ショーだったので最初は不安でしたが、むしろ皆さんから元気をもらえました。もし音楽によって皆さんが一日でも長く楽しい人生を過ごしてもらえたら、歌手になって良かったです。」と語りました。
参加者の皆さんにとっては、秋に満開のヒマワリが咲いたような、明るく元気になることができるひと時となりました。


参加者の声
- 「歌と人生が重なってすごく良かった。」
- 「伊藤さんはとってもキレイで、声量がすごかった。」
- 「以前は娘と何回もサキちゃんのコンサートに行っていて、久しぶりに生で歌を聴けて良かった。」
施設の声
- 「皆さん会場を出た後も『良かった、良かった』と語りあうなど大喜びでした。」
- 日程
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2025年10月20日(月)
- 開催場所
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養護老人ホーム「白寿荘」(東京都目黒区)
- ゲスト
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伊藤咲子(歌手)