高齢者福祉

７月１６日開催！　シルバーディスコと介護美容　初のコラボイベント

2025年7月16日、東京・大田区の「スマイル大森」にて、シルバーディスコと介護美容が初めてコラボした特別イベントが開催されました。

主催する（福）有隣協会施設の入居者や有隣協会の本部がある大田区内にお住まいの60歳以上の方など、約230名が参加し、会場は大盛況となりました。

イベントのDJを務めたのは、ディスコDJの第一人者として知られるDJ OSSHY（オッシー）さん。

シルバーディスコは、DJ OSSHYさんが「高齢者の皆さんにもディスコミュージックで元気になってほしい」という思いから始めたイベントです。

今回はさらに、プロディスコダンサーのJIN（ジン）さんをはじめとした4名のダンサーも参加し、会場に華やかなパフォーマンスをお届けしました。

ディスコタイムが始まる前には、ステージ上でJIN（ジン）さんがディスコの基本的なステップや踊り方をレクチャーしてくれました。

80歳代の参加者もいらっしゃり、皆さん真剣な表情で足を前後左右に動かしながら、一生懸命ステップを練習していました。

その後、いよいよお待ちかねのディスコタイムがスタート。
DJ OSSHYさんが1曲目に選んだのは、アース・ウインド＆ファイアーの定番ディスコソング「宇宙のファンタジー」（1977年）。
スローな曲調に合わせて、参加されたシルバー世代の皆さまはまるで準備運動をするかのように、ゆったりと体を動かしながら踊り始めました。

この日の選曲は、参加者の皆さまに親しみのある、ディスコブーム全盛の1970年代から80年代にかけての名曲が中心。
スタイリスティックスの「愛がすべて」（1975年）、マイケル・ジャクソンの「今夜はドント・ストップ」（1979年）、クール＆ザ・ギャングの「セレブレーション」（1980年）、ボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」（1981年）など、全31曲が披露されました。

JINさんに教わったステップを踏む方、懐かしい思い出に浸りながら踊る方など、参加者の皆さんはそれぞれのスタイルでシルバーディスコを楽しまれていました。

一方、ディスコ会場となったホールの外側、エントランス部分では、介護士の資格を持つ箱石志保さんをはじめとした4名のネイリストによる、参加者限定の介護美容コーナーも設けられました。
ディスコタイムが始まる少し前からスタートした介護美容には、すぐに多くの希望者が集まりました。

プロのネイリストによるネイル体験は初めてという方がほとんどで、「かわいくしてもらえて嬉しい」「ディスコで踊る前に気分が盛り上がる」といった声が聞かれました。
この日は合計42名の方にネイルを施し、皆さま笑顔で新しいおしゃれを楽しまれていました。

また、真夏の開催であり高齢者の方々を対象としたイベントということから、主催者側では熱中症対策にも十分な配慮がなされました。
会場内には水分補給所が設けられ、看護師も待機。
ゆっくりと休める休憩スペースも用意されていました。

このような安全対策のおかげで、参加者の皆さまは安心して健康的にイベントを楽しむことができ、会場にはたくさんの笑顔があふれていました。