高齢者福祉

沢田亜矢子さん！高齢者施設訪問・歌謡ショー

10月23日、板橋区の特別養護老人ホーム「板橋の里英智園」で、沢田亜矢子さんの歌謡ショーを開催しました。

10月に入って秋が深まり、歌謡ショーを心待ちにしていた約70人の利用者・関係者の皆さんが、施設1階に集まりました。

司会者の黒部さんが、沢田亜矢子さんを紹介して、赤いロングドレスで、デビュー曲「あざみの花」を歌いながら登場すると、大きな拍手で歌謡ショーが始まりました。

「あざみの花」から、アンコールの「ふるさと」まで、全10曲を熱唱しました。

沢田さんは国立音楽大学を卒業後、1973年に歌手デビュー。日テレ「ルックルックこんにちは」の総合司会を担当。女優として映画やドラマに出演するなどして、今年芸能生活50年周年を迎えました。

50年前の歌入りの収録テープのご自身の声と世界名作劇場「家なき子」の主題歌「さあ歩きはじめよう」をデュエットすると、昔を懐かしんで、会場は和やかな雰囲気になりました。

東京をテーマに、誰もが一緒に口ずさむことができるヒット曲「東京アンナ」「東京ブギウギ」では、大きな手拍子とともに会場は大いに盛り上がりました。また、昭和の名曲コーナーでは、会場内を回って利用者を一人一人励ますと、会場にお年寄りの笑顔が溢れました。

そして、沢田さんご自身の作詞の新曲「小さい花」を披露して、子どもと母のうた「夕顔」に続いて、大津さんの代表曲「ここに幸あり」のイントロが流れると、会場に大きな拍手が沸き起こり、中には、感動で感極まって涙ぐむお年寄りの姿もみられました。

最後に、利用者の代表者から感謝の気持ちを表して、沢田亜矢子さんに綺麗な花束が贈呈され、全員で記念撮影を行って終演となりました。

参加した職員の方からは「大変な盛り上がりで、沢田さんのサービス精神にも感動しました」との感謝の言葉をいただきました。