高齢者福祉

大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー

6月13日、つくば市の特別養護老人ホーム「まごころの杜つくば」に、大島花子さんが訪問して、歌謡ショーを行いました。

茨城県つくば市の特別養護老人ホーム「まごころの杜つくば」に6月13日(木)、大島花子さんをお迎えして歌謡ショーを開催しました。窓から筑波山を見ることができるイベント会場に、利用者、関係者など約80人が参加し、アンコール曲を含めて全14曲を楽しみました。

素敵なロングドレスの大島さんが登場すると大きな拍手で迎えられました。

スタートは「夢で逢いましょう」。永六輔作詞、中村八大作曲、多くの歌手に歌われてきた昭和の名曲です。次は大島さんの父で歌手の坂本九さんの曲で「明日があるさ」では、自然に手拍子が生まれ、「明日がある♪」を何度も繰り返しで歌ってくれました。「幸せなら手をたたこう」では、パンパンと手をたたき、「幸せなら足をたたこう」と歌に合わせてポンポンと足をたたいて、イベント会場に笑顔が溢れました。続いては、3曲をメドレーで披露。誰もが歌える「学生時代」、「青い山脈」、「東京ラプソディ」を参加者みんなで合唱しました。

7曲目は「七夕」、8曲目は「茶摘み」、9曲目は「夕焼け小焼け」と懐かしい唱歌を伸びやかで力強い歌声で披露、昔を懐かしんで涙ぐむ方もおられました。10曲目は「上を向いて歩こう」。手話を交えて、みなさんが大好きな曲。「永六輔さんが『男の子が涙をこらえる表情』を思い浮かべてこの曲を書いた」「励ます曲ではなく辛い時に歌いたくなる曲」とのこと。笹子重治さんの歯切れのよいギターのリズムに乗って、「花子さん!」と大きな掛け声を掛けていた車椅子の男性も大きな口を開けて歌い、この曲に手拍子と大合唱が生まれました。

11曲目は、坂本九さんが自身父のことを作詞作曲した「親父」。大島花子さんが歌って近年USENチャートで1位になった曲です。『息子と父』の次は「息子と母」の歌「ヨイトマケの唄。病床のお母さんに歌ってあげたくて坂本九さんが、美輪(当時:丸山)明宏さんにカバーをお願いした曲。「父が亡くなって間もなく40年、小さな子二人を母が育ててくれた」と母、柏木由紀子さんへの思いも語ると、会場のあちらこちらで涙をぬぐう姿が見られました。大島さんもこの曲をレコーディングし、近年アルバムをリリースしています。

13曲目は新曲「百日紅(サルスベリ)の木の下で」。大島さん自作の歌を歌い終わると会場から「アンコール!」「アンコール!!」とのリクエストに「見上げてごらん夜の星を」。透き通る大島さんの声に利用者のみなさんの声が幾重にも重なり、素晴らしいハーモニーが生まれました。

「利用者様、関係者様が一緒に私の歌に感じて、次第に元気な表情に変わって行くので本当に感激しました。私が幸せをいただきました。またお会いしましょう!」と大島さんが感謝の言葉を述べ、施設から花束が贈られて和やかなお開きとなりました。終了後、会場内を回って、利用者様一人ひとりに握手・声かけするなど心温まる素敵な時間を過ごしました。

「大変素敵なショーの機会を設けて頂きましてありがとうございました。入居者、職員一同、今も興奮が冷めやらぬままとなっております」と後日施設からメッセージをいただき、新型コロナ後、私たちも嬉しいスタートを切ることが出来ました。

大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
大島花子さん!高齢者施設訪問 歌謡ショー
日程

2024年6月13日(木)

場所

特別養護老人ホーム「まごころの杜つくば」(茨城県つくば市)

ゲスト

大島花子(歌手)