障がい者福祉

障がいのある方もない方もそれぞれのやり方で音楽を楽しめる!
「五感で楽しむ音楽会 2023」を開催!

10月21日(土)、品川区立総合区民会館「きゅりあん」1階小ホールにて、障がいのある方もない方も楽しめる入場無料のコンサート「五感で楽しむ音楽会 2023」が開催され、テレビ朝日福祉文化事業団はこの音楽会を後援助成しました。障がいのある方々にも音楽を楽しんでいただけるよう、手話通訳、字幕、抱っこスピーカーなどの鑑賞サポートを用意、会場内誘導は品川エトワール女子高等学校ボランティア部の生徒さんが協力してくれました。

品川区立総合区民会館「きゅりあん」1階小ホール
障がいのある方々にも音楽を楽しんでいただけるよう、手話通訳、字幕、抱っこスピーカーなどの鑑賞サポートを用意
会場内誘導は品川エトワール女子高等学校ボランティア部の生徒さんが協力
ヴァイオリニストの川畠成道さん演奏
ヴァイオリニストの川畠成道さん演奏
川畠さんの音楽の世界を聴覚障害のある方にも感じてもらおうと山本光洋さんがパントマイムで表現

第1部は、視覚障がいを持ちながらも世界的に活躍するヴァイオリニストの川畠成道さん演奏によるエドワード・エルガー作曲「朝の歌」から始まりました。川畠さんの繊細で厚みのあるヴァイオリンが、ルーマニア民族舞曲(作曲:ベラ・バルトーク)に続き、3つのオレンジへの恋:行進曲(作曲:プロコフィエフ)、アヴェ・マリア(作曲:シャルル・グノー)、そしてジプシーの女(作曲:フリッツ・クライスラー)を奏でました。

「心が癒される感じ」「圧倒的なテクニックに驚嘆した」と、多くの方々が大絶賛。

さらに川畠さんの音楽の世界を聴覚障害のある方にも感じてもらおうと山本光洋さんがパントマイムで表現します。お二人はヴィットーリオ・モンティ作曲のチャルダッシュでコラボレーション、会場全体が割れんばかりの拍手に包まれました。

第2部は視覚や聴覚に障がいを持つ方も音楽を楽しめるよう工夫を凝らした打楽器とピアノによるアンサンブルユニット「フラワービート」のステージからです。迫力ある打楽器の演奏、客席に下りたパフォーマーが観客と一緒に楽器を演奏、そして体を使ってリズムを刻む会場参加型のボディリズムとまさに「五感で楽しむ」演奏となりました。さらに世界トップレベルのジャグラー「桔梗ブラザーズ」の超人技に「感動した」「優雅だった」との感想を頂戴しました。

打楽器とピアノによるアンサンブルユニット「フラワービート」のステージ
打楽器とピアノによるアンサンブルユニット「フラワービート」のステージ
世界トップレベルのジャグラー「桔梗ブラザーズ」の超人技
世界トップレベルのジャグラー「桔梗ブラザーズ」の超人技
第1部に出演した川畠成道さん、山本光洋さんも加わり、会場のお客様と一緒に「花は咲く」を大合唱

最後に、第1部に出演した川畠成道さん、山本光洋さんも加わり、会場のお客様と一緒に「花は咲く」を大合唱しました。会場みんなで作り上げるその光景はまさに「五感で楽しむ音楽会」そのものでした。

テレビ朝日福祉文化事業団は今後もこのような取り組みを助成していきたいと思います。

日時

2023年10月21日(土)

場所

品川区立総合区民会館きゅりあん小ホール

主催

東京六本木ライオンズクラブ

後援助成

テレビ朝日福祉文化事業団

後援

品川区、テレビ朝日

特別協賛

㈱竹中工務店、ダイダン㈱

協賛

ALSOK東京㈱、㈱伊佐梅、㈱大塚商会、㈱関電工、㈱コマデン、㈱シービーエス、㈱台東サービス、㈱東京美術、㈱ミヤギ、横浜エレベーター㈱東京支社

協力

品川エトワール女子高等学校