障がい者福祉

第40回全日本高校生の手話によるスピーチコンテスト

8月27日(日)、東京・有楽町朝日ホールで「第40回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」が行われました。

第40回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト

「第40回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」が8月27日(日)、東京・有楽町朝日ホールで行われ、審査を通過した10人が出場しました。秋篠宮佳子内親王もご臨席になり、「手話や、聞こえないこと、聞こえにくいことに対する社会全体の理解がさらに深まることを願います」と見事な手話でご挨拶されました。

1位に輝いたのは岐阜県立岐阜聾学校2年の藤川心花(みはな)さん。「自分らしく生きていける未来」をテーマに、ほとんど耳が聞こえない藤川さんは「耳が聞こえた方がよかった」と思ったことは一度もなかった。自らがテレビや映画を字幕で楽しんだり、会話を手話や口の形を読み取って目で楽しんでいるように、それぞれの「ふつう」を認め合えれば世界は変わっていく、自分のことを伝え、相手のことを知ろうとすることが大切だと思うと訴えました。

第40回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト
主催

全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社

後援

厚生労働省、文部科学省、テレビ朝日福祉文化事業団、日本手話通訳士協会、全国聾学校長会

協力

東京都聴覚障害者連盟

協賛

NEC