児童福祉
7月11日~13日 里親子のファミリーポニーキャンプ
7月11日~13日 里親子のファミリーポニーキャンプ
2025年7月11日から13日にかけて、長野県茅野市の蓼科ポニー牧場で、里親家庭を対象とした「ファミリーポニーキャンプ®」が開催されました。
今年は、なんと約3倍の応募の中から抽選で選ばれた10世帯31名(子ども15名・大人16名)が参加。
朝から夜まで、普段なかなか体験できないポニーとの共同生活を楽しみました。



蓼科ポニー牧場には、約30頭のポニーがいます。
キャンプでは、参加者全員が馬房の掃除やポニー乗馬など、普段なかなかできないさまざまな体験に一日中取り組みました。プログラムの中には、親子がそれぞれ別のグループに分かれて、同じようにポニーとのふれあいやお世話を体験できる時間もあり、これがこのキャンプならではの大きな特徴となっています。
※ポニー(pony)とは、肩までの高さが147cm以下の馬の総称です。



各グループやご家族には、里親制度や里子の心理について研修を受けた「カウンセラー」と呼ばれるキャンプリーダーが付き添い、サポートしています。
そのため、親御さんはお子さんと離れても安心してキャンプに参加することができます。
主催する(公財)ハーモニィセンターは、「親子で同じ体験を共有し、一生の思い出をつくってほしい」とおっしゃっていました。


今回のキャンプには、4歳や5歳の小さなお子さんも参加しました。
最初はポニーを間近で見て怖がる子もいましたが、子ども同士で協力し合いながらポニーの世話をするうちに、だんだんと笑顔が増え、楽しそうに馬とふれあう姿が見られました。



またポニー乗馬のレッスンでは、牧場スタッフから目線の位置や手綱の使い方などポニーを歩かせたり止めたり、ポニーの動かし方を教わりました。
子ども達はすぐに覚えて上手にポニーをコントロールしていた一方、親の方が慣れるのが遅く、終始緊張していたようでした。



最終日には、馬場を飛び出して長野県の大自然の中で堂々とポニー乗馬に挑戦しました。
そこには、少したくましく成長した子どもたちの姿がありました。


子どもたちの感想
- 「楽しかった!」
- 「最初は緊張したけど、ポニーがかわいかった。」
- 「次はカウンセラー(キャンプリーダー)として参加したいです。」
親御さんの感想
- 「初めは子どもがポニーを怖がっていたので少し心配でしたが、楽しそうにポニー乗馬している姿を見ることが出来て、参加して本当に良かったです。」
- 「カウンセラーの方が子どもをしっかりとケアしてくださったので、とても助かりました。」
キャンプ
- 日程
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2025年7月11日(金)~13日(日)
- 場所
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蓼科ポニー牧場(長野県茅野市)
- 参加者
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里親家庭10世帯(子ども15人・大人16人)
カウンセラー(キャンプリーダー)の事前研修
- 日程
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2025年7月2日(水)
- 場所
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国立オリンピック記念青少年総合センター及びオンライン
- 主催
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(公財)ハーモニィセンター
- 協力
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関東甲信越静里親協議会
- 助成
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テレビ朝日福祉文化事業団