チーム紹介・注目選手

イングランドEngland

出場回数 大会最高成績 予選結果 FIFAランキング
2大会連続9回目 ベスト4(1968年、1996年) グループE1位(10勝0分0敗) 11位(6月2日現在)

悲願のユーロ初優勝へ、サッカーの母国イングランドに強力なメンバーが揃った。
注目は攻撃陣、エースストライカーはプレミアリーグ得点王に輝いたケイン(22)。今シーズン、トッテナムを優勝争いに導き、数々のストライカーを押さえて初の得点王に輝いたケインが、自身初となる国際大会の大舞台に挑む。また、レスター優勝の立役者となったバーディー(29)にも注目。プレミアリーグ史上初となる11試合連続ゴールを達成したバーディー。4年前は5部リーグでプレーしていた遅咲きのストライカーは、ミラクル・レスターの象徴として一気にブレイク、サッカー史に残る大偉業の主役として世界中から称賛を浴びた。他にも大会最年少の神童ラッシュフォード(18)、スターリング(21)、アリ(20)、ダイアー(22)、バークリー(22)、など若手が台頭し、絶対的エースのルーニー(30)もスタメンの座が危うい程、選手層が厚くなっている。今回の予選、全勝で勝ち上がってきた“スリーライオンズ”(愛称)は、若さと勢いを武器に悲願のユーロ初制覇に挑む。

メンバー表

  名前(所属クラブ)
GK ハート
(マンチェスター シティ/イングランド)
GK フォースター
(サウサンプトン/イングランド)
GK ヒートン
(バーンリー/イングランド)
DF ウォーカー
(トッテナム/イングランド)
DF ローズ
(トッテナム/イングランド)
DF ケーヒル
(チェルシー/イングランド)
DF スモーリング
(マンチェスター ユナイテッド/イングランド)
DF クライン
(リバプール/イングランド)
DF ストーンズ
(エバートン/イングランド)
DF バートランド
(サウサンプトン/イングランド)
MF ミルナー
(リバプール/イングランド)
MF スターリング
(マンチェスター シティ/イングランド)
  名前(所属クラブ)
MF ララーナ
(リバプール/イングランド)
MF ヘンダーソン
(リバプール/イングランド)
MF ダイアー
(トッテナム/イングランド)
MF ウィルシャー
(アーセナル/イングランド)
MF バークリー
(エバートン/イングランド)
MF アリ
(トッテナム/イングランド)
FW ケイン
(トッテナム/イングランド)
FW ルーニー
(マンチェスター ユナイテッド/イングランド)
FW バーディー
(レスター/イングランド)
FW スターリッジ
(リバプール/イングランド)
FW ラッシュフォード
(マンチェスター ユナイテッド/イングランド)

PickUP Player - 注目選手 -

ジェイミー・バーディー(29歳)
ポジション:FW 国籍:イングランド 誕生日:1987年1月11日 所属:レスター
世界最高峰イングランドのプレミアリーグで、今季奇跡の初優勝に貢献したレスターのエースストライカー。シーズン24得点で岡崎慎司らと共に世界中に衝撃を与え、そのサクセス物語が映画化されることが決まった。5年前まで何と7部リーグのチームに所属、パートタイマーで骨折箇所を固定する添え木の製造工場で働いていた。今やイングランド代表にも選ばれ、一躍世界のサッカーシーンで注目の的となった。

ロシアRussia

出場回数 大会最高成績 予選結果 FIFAランキング
4大会連続11回目 優勝(1960年 ソ連として) グループG2位(6勝2分2敗) 29位(6月2日現在)

ブラジルワールドカップで1勝も出来ず、ユーロ予選中盤でカペッロ監督が退任、後任としてCSKAモスクワ監督のスルツキがクラブと兼務で昨年8月に代表監督就任。見事にチームを立て直し、本大会出場を決めた。注目は、196cmの長身FWジューバ(27)。予選8試合8ゴールと爆発し、攻撃の軸に成長した。そのジューバに両ウイングのココリン(25)とシャトフ(25)、さらに創造性に富んだパスでチャンスを作るシロコフ(34)が攻撃の中心となる。対照的にディフェンス陣は高齢化が進み不安を拭えない。
スルツキ監督がこの問題を解決できるかどうかが決勝トーナメント進出のカギを握っている。

メンバー表

  名前(所属クラブ)
GK アキンフェエフ
(CSKAモスクワ/ロシア)
GK ロディジン
(ゼニト/ロシア)
GK ギリェルメ
(ロコモティフ モスクワ/ロシア)
DF シシュキン
(ロコモティフ モスクワ/ロシア)
DF スモルニコフ
(ゼニト/ロシア)
DF イグナシェビッチ
(CSKAモスクワ/ロシア)
DF ノイシュテッター
(シャルケ/ドイツ)
DF アレクセイ ベレズツキ
(CSKAモスクワ/ロシア)
DF バシリ ベレズツキ
(CSKAモスクワ/ロシア)
DF シェンニコフ
(CSKAモスクワ/ロシア)
MF ユスポフ
(ゼニト/ロシア)
MF グルシャコフ
(スパルタク モスクワ/ロシア)
  名前(所属クラブ)
MF ママエフ
(クラスノダール/ロシア)
MF ゴロビン
(CSKAモスクワ/ロシア)
MF シロコフ
(CSKAモスクワ/ロシア)
MF シャトフ
(ゼニト/ロシア)
MF イバノフ
(テレク/ロシア)
MF サメドフ
(ロコモティフ モスクワ/ロシア)
MF トルビンスキ
(クラスノダール/ロシア)
MF コンバロフ
(スパルタク モスクワ/ロシア)
FW ココリン
(ゼニト/ロシア)
FW スモロフ
(クラスノダール/ロシア)
FW ジューバ
(ゼニト/ロシア)

ウェールズWales

出場回数 大会最高成績 予選結果 FIFAランキング
初出場 グループB2位(6勝3分1敗) 26位(6月2日現在)

ユーロ初出場、1958年のワールドカップ以来となる大舞台に挑むウェールズ。チームの中心はウェールズの至宝ベイル(26)、圧倒的スピードと得点力を兼ね備え、予選7ゴール2アシストとチームの全11ゴールの8割以上に絡んでいる。また「黄金世代」と呼ばれるベイルと同年代のラムジー(25)、アレン(26)、キング(27)がチームを牽引。2011年に急逝したギャレス・スピード前監督の思いと、全国民の期待を背負い58年前のワールドカップベスト8以上の成績を狙う。

メンバー表

  名前(所属クラブ)
GK ヘネシー
(クリスタル パレス/イングランド)
GK オウェイン ウィリアムズ
(インバーネス/スコットランド)
GK ウォード
(リバプール/イングランド)
DF ガンター
(レディング/イングランド)
DF テイラー
(スウォンジー/イングランド)
DF デイビス
(トッテナム/イングランド)
DF チェスター
(ウェストブロムウィッチ/イングランド)
DF アシュリー ウィリアムズ
(スウォンジー/イングランド)
DF リチャーズ
(フルアム/イングランド)
DF コリンズ
(ウェストハム/イングランド)
MF アレン
(リバプール/イングランド)
MF キング
(レスター/イングランド)
  名前(所属クラブ)
MF ラムジー
(アーセナル/イングランド)
MF エドワーズ
(ウォルバーハンプトン/イングランド)
MF レドリー
(クリスタル パレス/イングランド)
MF ジョナサン ウィリアムズ
(MKドンズ/イングランド)
MF ボーン
(ノッティンガム フォレスト/イングランド)
FW ロブソン カヌ
(レディング/イングランド)
FW ベイル
(レアル マドリード/スペイン)
FW ジョージ ウィリアムズ
(ジリンガム/イングランド)
FW コッタリル
(バーミンガム/イングランド)
FW ボークス
(バーンリー/イングランド)
FW チャーチ
(アバディーン/スコットランド)

PickUP Player - 注目選手 -

ガレス・ベイル(26歳)
ポジション:FW 国籍:ウェールズ 誕生日:1989年7月16日
所属:レアルマドリード
ウェールズ悲願のユーロ本大会初出場に導いた同国代表のエース。スペインの世界的なビッグクラブであるレアル・マドリードの主力としてC・ロナウド、メッシ、イブラヒモビッチらと並ぶ世界的スター選手の一人として活躍中だ。その魅力は、何と言っても圧倒的なスピード。“世界最速”と言われるドリブルのスピードで相手ディフェンダーを置き去りにするシーンは驚きと痛快さを与えてくれる。

スロバキアSlovakia

出場回数 大会最高成績 予選結果 FIFAランキング
初出場
(チェコスロバキア時代に3回)
(チェコスロバキアとして
1976年大会優勝)
グループC2位(7勝1分2敗) 24位(6月2日現在)

スロバキアとしては初出場のユーロ。ベスト16入りした南アフリカワールドカップから主力の顔ぶれはあまり変わっていないが、前回のユーロとブラジルワールドカップの本大会出場を逃したチームをコザーク監督が立て直した。カウンターを武器とするチームの中心はハムシク(28)、攻撃の全権を担うハムシクが両ウイングのバイス(26)とマク(25)にボールを預け、ゴール前で決定的仕事をこなす。ディフェンスの中心はシュクルテル(31)、フィジカルの強さを生かした守備、空中戦にも強くセットプレーでも威力を発揮する。今大会予選でスペインを破リ、大会前の親善試合でスペインを破った堅守速攻の戦い方がハマればダークホースとなる可能性もある。

メンバー表

  名前(所属クラブ)
GK コザーチク
(プルゼニ/チェコ)
GK ムハ
(スロバン ブラチスラバ/スロバキア)
GK ノボタ
(ラピド ウィーン/オーストリア)
DF ペカリーク
(ヘルタ ベルリン/ドイツ)
DF シュクリニアル
(サンプドリア/イタリア)
DF シュクルテル
(リバプール/イングランド)
DF ギョンベール
(ローマ/イタリア)
DF ドゥリツァ
(ロコモティフ モスクワ/ロシア)
DF サラタ
(スロバン ブラチスラバ/スロバキア)
DF フボチャン
(ディナモ モスクワ/ロシア)
MF シュベント
(ケルン/ドイツ)
MF ハムシク
(ナポリ/イタリア)
  名前(所属クラブ)
MF クツカ
(ACミラン/イタリア)
MF ストフ
(ブルサスポル/トルコ)
MF バイス
(アル ガラファ/カタール)
MF マク
(PAOK/ギリシャ)
MF フロショフスキー
(プルゼニ/チェコ)
MF グレグシュ
(ヤブロネツ/チェコ)
MF ペチョフスキー
(ジリナ/スロバキア)
MF ドゥダ
(レギア ワルシャワ/ポーランド)
FW セスタク
(フェレンツバロシュ/ハンガリー)
FW ドゥリシュ
(プルゼニ/チェコ)
FW ネメツ
(ウィレムII/オランダ)

出場チーム一覧