2022年5月12日放送
多摩川駅 (東京都)
初夏の風香る駅前
- 東急東横線など
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東京都大田区、東急東横線などの多摩川駅。ターミナルの渋谷駅から20分ほどで、駅名にある多摩川が、神奈川県との境を流れています。
- 今週の一句
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野遊を離れて風に立つひとり
- 今昔の風景を望む河川敷
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駅前から歩いてすぐ、多摩川沿いに続く丘陵の縁に、神社があります。鎌倉時代、北条政子が遠く臨む富士山の麓にある浅間神社に、ここから祈願をしたことから、創建されました。いまでは、川の向こうに高層マンションが並んでみえます。
- 温室村があった駅前
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ジョギングやウオーキングの人たちが行き交う道を進むと、玉川温室村という名のバス停がありました。ここで大正時代に丘陵が風を防いでくれる地形を活かし、カーネーションの温室栽培が始まって、大産地になったそうです。でも、都市化が進むにつれて担い手がいなくなり、バス停の名だけが、その歴史を伝えています。