2020年11月26日放送

紀伊勝浦駅 (和歌山県)

秋刀魚寿司と港町の駅前

JR紀勢本線 紀伊勝浦駅

紀勢本線は三重県の亀山駅から和歌山県の和歌山駅まで、紀伊半島の海岸沿いをぐるりと回り、紀伊勝浦駅は半島の南東部にあります。

今週の一句

橙の香にひらきたる秋刀魚鮨
まどか

レトロな商店街

駅前から港へ向かう道は商店街で、光を受けると輝く「スパンコール」の看板が、新婚旅行の客などで賑わった時代を、思い起こさせます。 

マグロで賑わう勝浦港

勝浦港は、マグロのはえなわ漁業の基地で、近海で獲れたマグロを生鮮のまま水揚げする量は、日本一です。港は穏やかで、伊勢海老を獲る小さな舟も出入りします。

秋刀魚寿司

観光客らに長い間、人気があるのが「秋刀魚寿司」。黒潮に乗ってくる間に脂が落ちたサンマを開いて、柑橘類で風味をつけて、押し寿司にしています。60年以上前、このサンマ寿司に旧国鉄の社員が惚れ込んで、社内販売や駅弁にしました。いまでも紀伊勝浦駅前の売店で売られていますが、コロナウィルス感染予防のため、売店は休業中。駅からほど近い「川柳」で秋刀魚寿司を味わうことができます。