2019年5月9日放送

宮崎空港駅 (宮崎県)

咲く花そよぐ駅前

JR宮崎空港線 宮崎空港駅

宮崎県宮崎市、JR宮崎空港線の宮崎空港駅。宮崎駅から東へ6キロ、10分もすると着く終点です。駅舎は2階建て、広い空港を見渡せる日本では珍しい駅です。

今週の一句

着陸の五月の海を傾けて
まどか

常夏を思わせる街

駅の周辺に、常夏の地を思わせる木々が立ち、南国の日差しに、飛行機の翼が光ります。宮崎は、プロ野球の球団がシーズン前に練習を重ねる、キャンプ地としても知られます。今年は、セパ5球団が訪れました。

ブーゲンビリアが出迎える

駅前と空港の玄関前に、色鮮やかな花が咲き並んでいました。空港の愛称にもなっているブーゲンビリアです。南米が原産地で、紅色、桃色、白と、色とりどり。この花を、1年を通して咲かせて人々を迎えたいと、40年以上前に育て始めました。いまは敷地内の温室で、空港ビルの職員が栽培しています。近年は、空港の歓迎セレモニーでレイをプレゼントしています。

波を待つローカルポイント

滑走路近くの海岸に、何人ものサーファーたちがいました。もう何十年も前から地元で知られた穴場のポイントです。地元のサーファーの話では、この海岸でウミガメの産卵も見ることができるそうです。