2017年4月6日放送

盛岡駅(岩手県)

ふるさと 旅立ち

JR東日本 いわて銀河鉄道 「盛岡駅」

岩手県中部、北上盆地北部に位置する市。県庁所在地で、県の行政・産業・文化の中心。
江戸時代初期に盛岡城が築かれ、盛岡藩10万石の城下町として繁栄。北上川水運の最遡上点の河港として物資集散地をなした。
1890年に東北本線の盛岡駅が開業、1982年には東北新幹線が開通し、東北地方北部のターミナルとなる。

今週の一句

旅立つてゆく誰もかも息白く
まどか

開運橋と岩手山

別名「二度泣き橋」とも呼ばれている。
首都圏などから転勤してきた人たちの間で語られたのが由来となっており、初めて盛岡へ訪れ開運橋を渡る際に「遠く寒い土地に来てしまった」と一度泣き、転勤期間を終え盛岡を去る際、再びこの橋を渡り、二度目は離れるのが辛くて泣いたということから「二度泣き橋」と呼ばれるようになったという。

盛岡の高校生

この春、東京で仕事をするため、故郷盛岡を離れるという高校生。
自分の可能性を信じて一念発起で上京する意気込みと、岩手山が見守る故郷を離れる不安が交錯する胸の内を話してくれた。

南部鉄器の老舗「岩鋳」

番組では紹介できなかったが、創業明治35年の老舗南部鉄器店。
みちのくの小京都とも言われた盛岡の風土が作りあげた南部鉄器。中でも「岩鋳」が製品はヨーロッパでも高い評価を得て、海外デザイナーとの製品も開発販売している。

駅前のおススメ「扇屋旅館」

盛岡駅前にある扇屋旅館。1階が居酒屋になっており、御主人夫婦がふるまう郷土料理が地元の常連客や出張のサラリーマンに人気。ぜひ立ち寄ってもらいたい、“盛岡の人の温かさ”に触れられる名店だ。