2020年11月5日放送

椋野駅 (山口県)

清流と岸根栗の駅前

2020年10月29日放送

信濃追分駅 (長野県)

宿場町とホームズの駅前

しなの鉄道 信濃追分駅

長野県軽井沢町、しなの鉄道しなの鉄道線の信濃追分駅。旧国鉄時代は信越本線と呼ばれ、軽井沢駅から西へ二つ目、浅間山の眺望が雄大です。

今週の一句

追分に風の別るる暮秋かな
まどか

宿場町とシャーロック・ホームズ像

駅前から北西へ走ると、かつての宿場町、追分宿の名残があります。ここは中山道と、善光寺から日本海へ出る北国街道の分岐点でした。近くに、探偵小説の主役シャーロック・ホームズの像があります。作家コナン・ドイルのホームズ作品を、すべて延原謙が追分で翻訳した縁で建ちました。

文人の集まる宿

延原が仕事場にしたのが、中山道沿いの旅館です。堀辰雄や立原道造ら文人の集まる宿で、10年以上前に営業をやめましたが、地元の有志らが買い取って、残しました。それを聞いたシャーロック・ホームズのファンが、立ち寄る人たちに読んでもらおうと、集めた小説も寄贈しました。

信濃追分文化磁場 油や

番組に登場した旧油屋旅館は、いまはギャラリーや古本、個人作家のテナントとして利用されています。2階の宿泊施設は素泊まりできるようにし、ホームズ関連の作品も読める共有の部屋もできました。その部屋は、もともと堀辰雄が利用した部屋だそうです。落語やコンサートも開かれ、人を引き寄せる場所になっています。冬場は閉めているため、春から秋の営業です。