オンエア情報

第53回全日本大学駅伝
11月7日(日)あさ7時45分~午後1時40分

戦国駅伝!史上最大の大混戦!

史上まれに見る大混戦が予想されるのが、今年の全日本大学駅伝。学生三大駅伝の開幕戦・出雲駅伝が2年ぶりに開催、東京国際が史上初の初出場Ⅴを達成した。駒澤一強から一転、出雲を経て、全く予想できない状態になった。

全日本最多優勝校「駒澤」は、エースでキャプテンの田澤廉(3年)が、日本選手権で大迫傑氏以来、8年ぶりに学生で表彰台にあがるなど、日本のトップランナーに成長。チームのベストタイムの平均は5000m・10000mともに出場全チームトップで、揺るぎない強さを誇る。待ったをかけるのは、原晋監督が“歴代最高のチーム”と評する「青山学院」、大学駅伝史上初・10000m27秒台3人が名を連ねる「早稲田」、オリンピアン三浦龍司擁する「順天堂」、三大駅伝常連校の「明治」「東洋」「國學院」「東海」など、力が拮抗している。

パリ五輪へ!日本の未来を背負う大学生

全日本大学駅伝の区間記録保持者-1区三浦龍司(順天堂)、2区伊藤達彦(東京国際OB)、3区相澤晃(東洋OB)、彼らはみな、東京五輪で日の丸をつけたオリンピアンである。全日本から世界へ、今大会で活躍する選手たちは、将来日本代表として活躍する可能性が大いにある。何よりの注目は、3000mSCで史上初の7位入賞の快挙を達成した三浦龍司(順天堂大2年)。去年の全日本では1区区間新記録という鮮烈なデビュー。出雲駅伝は出場を回避しており、この全日本が今季初の駅伝となる!

大逆転は、起こりうる。

第50回大会(2018)、26年ぶりに区間距離の変更がされた伊勢路。最大の特徴は、終盤の2区間。ここが勝負のポイントとなっている。7区(17.6km)での首位逆転は3年連続!前回・前々回の優勝争いは、最終8区までもつれ込んだ。前半の出遅れも、十分取り戻せる距離だけに、最後まで目が離せない!

実況・解説

全大学生の夢舞台、それが全日本大学駅伝。そんな彼らの想いを伝えるべく、豪華な解説陣に中継を盛り上げていただき、テレビ朝日とメ~テレの実況アナウンサー陣も、熱き言葉で襷を繋いでいく!


解説瀬古 利彦(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)

早稲田大学時代は、絶対的エースとして箱根駅伝で大活躍。1980年代には、日本、そして、世界のマラソン界をリード。マラソン全戦績15戦10勝。切れ味鋭いスパートで福岡、東京はもちろん、ボストン、ロンドン、シカゴ…世界のビッグレースを総ナメにし、一時代を築いた。現在は、日本陸上競技連盟のマラソン強化戦略プロジェクトリーダーとしても活躍。未来の代表候補選手に向けて、期待感を交えて、厳しくも優しい視点と切り口で解説して頂く!

解説大後 栄治(神奈川大学陸上競技部監督)

89年、神奈川大学の再建を託され、陸上競技部駅伝チームのコーチに就任。そして97年4月監督へと転身。現在に至るまで四半世紀以上、指導者の道を歩む名将である。かつて全日本大学駅伝を2連覇(96年、97年)した頃には箱根駅伝も同時優勝しており、神奈川大学の黄金時代を築いた。17年の大会では、最終8区で逆転劇を演じ、20年ぶり3度目の栄冠を手にした。豊富な経験に基づく、冷静かつ的確な解説にも注目!

解説大迫 傑(東京五輪 マラソン日本代表)

3000m・5000m日本記録保持者。2010年に早稲田大学に入学すると、1年生から既にエース格として活躍。全日本大学駅伝では7人抜きの快走を見せるなど、史上3校目となる学生駅伝三冠に貢献。2011年のユニバーシアードでは渡辺康幸氏以来16年ぶりの優勝を果たすなど、学生最強ランナーとして名を馳せた。2013年のカーディナル招待でマークした10000m27分38秒31は日本人学生記録として現在も破られていない。卒業後には2017年のボストンマラソンで瀬古利彦氏以来の表彰台に上ると、2度の日本新記録などマラソン界を席巻。東京五輪では6位入賞を果たした。今回は現役引退後、初解説となる。

リポート増田 明美(スポーツジャーナリスト)

成田高校時代、長距離種目で次々に日本記録を樹立。1984年のロサンゼルス五輪ではメダルを期待されたが、無念の途中棄権。92年の引退までに日本最高記録12回、世界最高記録を2回更新。現在はスポーツジャーナリストとして活躍され、マラソンや駅伝中継の解説にも数多く携わる。選手、監督、チームに寄り添った取材で、駅伝に馴染みのない視聴者にとっても分かりやすくて応援したくなる解説は、毎年大好評を呼んでいる!

アナウンサー
センター・スタート実況 野上 慎平(テレビ朝日アナウンサー)
1号車実況 大西 洋平(テレビ朝日アナウンサー)
2号車実況 堂野 浩久(メ~テレアナウンサー)
3号車実況 寺川 俊平(テレビ朝日アナウンサー)
4号車実況 山崎 弘喜(テレビ朝日アナウンサー)
第2・7中継点 草薙 和輝(テレビ朝日アナウンサー)
第3・6中継点 伊豆蔵 将太(メ~テレアナウンサー)
第4中継点 島貫 凌(メ~テレアナウンサー)
第5中継点 柳下 圭佑(テレビ朝日アナウンサー)
ゴール実況 竹田 基起(メ~テレアナウンサー)
スタート/優勝インタビュー 島津 咲苗(メ~テレアナウンサー)
スタート/優勝インタビュー 住田 紗里(テレビ朝日アナウンサー)