放送内容

はるとあき

2019年10月5日放送

はるとあき

作 者:斉藤 倫・うきまる 作 / 吉田 尚令 絵
出版社:小学館

『夏』と『冬』が繋ぐ『春』と『秋』の往復書簡。
『春』が目覚めると、寒さが和らぎます。『冬』は「1年ぶりに春が来たわ」と言って交代し、何ヶ月かすると『夏』がやってきます。
『春』が眠りにつく頃、『夏』は「ようし、秋が来るまで頑張るぞ」と言いました。「秋?」『春』にとっては会ったことがない、そして、会うことのない『秋』。「秋っていったいどんな子なのかな」『春』は『秋』へ手紙を書き、『夏』へ託すことにしました。「秋へ 秋はどんな花が咲くのかな」「春へ 春の手紙で初めて桜を知ったよ」『春』と『秋』は自分のことや季節の花、ご馳走、空、音…などを手紙にしたためます。互いに想像を膨らませ、惹かれあいますが会えない二人。切ないけれど、嬉しさにあふれる『春』と『秋』の気持ちが優しい色彩で描かれていて、四季の素晴らしさや相手を思いやる心を思い出させてくれる一冊です。

朗読:美山 加恋

次回予告

おいもほり

2019年10月19日放送

おいもほり

作 者:中村 美佐子 作 / いもと ようこ 絵
出版社:ひかりのくに

夏の初めにニワトリのこっこおばさんがサツマイモの苗を植えました。その細い根は土の中のねずみの家まで届きました。子どものねずみが見つけ、「お母さん、天井からしっぽが生えてきたよ。誰のしっぽだろう」「これはお芋のねっこよ!」とねずみの親子は一生懸命サツマイモの世話をします。サツマイモは立派に成長し、やがて収穫の時期が来て…。収穫するのはこっこおばさん?それともねずみの家族?おいもほりのシーンが楽しく、親子で一緒に読みたい絵本です。

朗読:かかず ゆみ(アトミックモンキー)