イントロダクション

頻発する怪事件とともに、自分の時間が静止したような感覚にとらわれる人間が多発した。 自分を含めた周囲の時間が止まったかのように、体を思うように動かすことができない…。 人々はそんな怪現象を「どんより」と呼び、恐れおののいた。 社会問題化した「どんより」は、「重加速現象」と命名され、警視庁は特殊状況下事件捜査課、通称・特状課を設立。対応にあたる。 その特状課に配属された刑事・泊進ノ介は、半年前、犯人追跡中に「どんより」に遭遇。同僚を再起不能にしてしまい、以来心に闇を抱えていた。 そんな進ノ介を目覚めさせたのはスーパーマシン、トライドロンの車内で出会ったベルトさんだった。 重加速「どんより」と、それに関わる謎の怪人・ロイミュードを打ち破る方法がある…。 進ノ介のエンジンがかかった。 「変身」 警視庁特状課刑事・進ノ介は、仮面ライダードライブに変身する。 怪事件の犯人逮捕のため、そして謎の怪人・ロイミュードと戦うために…。 仮面ライダードライブ、スタート・ユア・エンジン!