<2週連続放送>
前編 2019年4月5日(金)
 よる11:15 ~ 深夜 0:15
後編 2019年4月12日(金)
 よる11:15 ~ 深夜 0:15

(※一部地域を除く)


カンヌ受賞後初ドラマ!!
リリー・フランキー
×
スペシャルドラマ初監督!!
吉田大八


共演に小林聡美、岡田将生らを迎え、
日本映画界を牽引する才能がドラマに集結!
切なさで包み込む、大人の愛の物語!!

『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が
『万引き家族』のリリー・フランキーとタッグを組んで
地上波ドラマ初演出!
小林聡美、岡田将生ら実力派キャストで綴る、
ちょっぴりおかしくて、やっぱり切ない…夫婦の愛の物語!

■ホームドラマで人気の脚本家に襲いかかったのは、皮肉にも“熟年離婚”の危機だった…!?

 日本で1年間に離婚する夫婦は、約21万組といわれています。そのうち、結婚生活20年を超え、離婚に至る“熟年離婚”は年々増加。全離婚件数のうち、約20%が熟年離婚といわれています。
 このスペシャルドラマ『離婚なふたり』は、そんな“離婚”という人生の一大事に直面した、ある夫婦の物語。主人公は、“理想の夫婦”を描かせたらナンバーワンといわれる、売れっ子脚本家の野田隆介(リリー・フランキー)です。
 物語は、まさに夫婦のドラマを執筆中の隆介が、23年間、連れ添った妻・今日子(小林聡美)に離婚を切り出されるところからはじまります。“夫婦とは空気のようなもの”と考えていた隆介にとって、妻からの申し出はまったくの想定外! 妻と別れたくない。でも、その理由は…!? 世間体なのか!? それとも愛しているからなのか…!?
 シナリオの執筆もそっちのけで悩む隆介の前に、今日子から依頼された弁護士・堂島正義(岡田将生)が現れて次々と要求を突きつけ、隆介はどんどん追い込まれていきます。

■放送作家・樋口卓治氏が描く、おかしくて切ない夫婦の物語を、奇才・吉田大八が演出!

 脚本は、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』や『林修の今でしょ!講座』など数々の大ヒットバラエティーを生み出してきた放送作家であり、近年は『ボクの妻と結婚してください。』『天国マイレージ』(いずれも講談社刊)などを上梓、小説家としての評価も高い樋口卓治氏。

 そして――メガホンを取るのは2007年、長編デビュー作の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』がいきなりカンヌ国際映画祭の批評家週間部門に招待され、2013年、『桐島、部活やめるってよ』が第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞などに輝いた奇才・吉田大八氏。その後も、『紙の月』(2014年)、『美しい星』(2017年)、『羊の木』(2018年)などの話題作を次々と世に送り出した監督にとって、本作がスペシャルドラマ初演出となります。

■カンヌ受賞後初ドラマ主演! リリー・フランキーがダメダメ夫を演じる!

 主演は、第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した映画『万引き家族』(監督:是枝裕和)で、万引きを繰り返す一家の父親を演じたリリー・フランキー。吉田監督とは『美しい星』でタッグを組んだ間柄で、なんと本作が“カンヌ受賞後初”のドラマ出演となります。
 リリーは「吉田大八監督、脚本の樋口卓治さん、そしてプロデューサーの3人が企画の段階から撮影に至るまで長い時間をかけて練り上げてくださって、とてもよい作品ができたなと思っています。ドラマを撮っても、大八さんは大八さんだなと感じました」と、再び“吉田組”に加わることができた喜びを語り、「ホームドラマとしては、とても斬新な作品。見終わった後、“変わったドラマを見たな”とお感じになると思います」と手ごたえをアピールしています。

■小林聡美、岡田将生ら実力派キャストが織りなす、心温まる愛のドラマ!

 また、離婚を決意した妻・今日子を演じるのは、数々の作品で独特の存在感を発揮し、吉田監督作品『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞やキネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞した・小林聡美。リリー・フランキーとは初共演となります。
 さらに映画、ドラマ、舞台と多彩なフィールドを自在に駆け抜ける若手俳優・岡田将生が、夫婦を離婚へと導く弁護士役で吉田演出に挑みます。

 さまざまな人間を見つめてきた樋口氏が描き出す、切なさ100%の大人の愛のカタチを、吉田大八監督が独自のセンスで映像化! 2人の熱量に応えるべく、充実のキャスト陣が味わい深い演技で、どこかおかしくてどこか愛しいキャラクターたちを体現。切なくもやさしい、なんとも不思議な温もりに満ちた夫婦の物語を綴っていきます。
 結婚している人も、結婚に憧れる人も、結婚に幻滅した人も…すべての人の胸に響く、心温まるドラマをお届けします!

主な登場人物

野田隆介(のだ・りゅうすけ)

リリー・フランキー

理想の夫婦を描かせたら当代随一といわれる、売れっ子脚本家。困難を乗り越えて添い遂げる夫婦の姿を描くことが多く、ドラマ愛好者の間ではサバイバルロマンス、略して“サバロマ”の名手とよばれている。妻の今日子から突然、離婚を切り出されて戸惑うが…!?

野田今日子(のだ・きょうこ)

小林聡美

隆介の妻。理由らしい理由はないが、娘も嫁いだ今、漠然と自分の未来に夫がいないことに気づき、離婚を切り出す。

堂島正義(どうしま・まさよし)

岡田将生

今日子が依頼した、やり手弁護士。離婚問題に強く、事務所の面々からは“夫婦カッター”とよばれている。

新海 恵(しんかい・めぐみ)

酒井若菜

女性誌の副編集長。取材相手の隆介に気があるような…!?

東山英治(ひがしやま・えいじ)

中村有志

ドラマプロデューサー。隆介とは長い付き合い。

平山真紀(ひらやま・まき)

渡辺真起子

今日子の学生時代からの友人。離婚経験者で、今日子に堂島を紹介する。

刈谷エマ(かりや・えま)

峯岸みなみ

隆介と今日子のひとり娘。名古屋の老舗鰻店に嫁ぎ、現在、臨月の妊婦。

あらすじ

<前編>

 野田隆介(リリー・フランキー)は、理想の夫婦を描いたらナンバーワンといわれる、売れっ子脚本家。ところが、新たなドラマを執筆中、23年間連れ添ってきた妻の今日子(小林聡美)から突然、「私と離婚してください」と切り出されて、寝耳に水…! 今日子が空気のように存在しているのが当たり前だった隆介にとって、その言葉は現実とは思えなかった。
 そんな中、スタート直前、新作ドラマの主演男優が離婚するというスキャンダルが浮上。ドラマのイメージを回復するため、プロデューサーの東山英治(中村有志)から、夫が妻に感謝を贈る賞“サンクス・ワイフ・ギビング”の大賞受賞者として登壇してほしいと頼まれてしまい…!?
 一方、今日子は友人・平山真紀(渡辺真起子)の紹介で、弁護士・堂島正義(岡田将生)と会う。今日子もまた、自分から離婚を切り出したものの、そこに理由らしい理由がないことに困惑して…。

コメント

【リリー・フランキー(野田隆介・役)コメント】

――吉田大八監督の印象は?

 吉田大八監督、脚本の樋口卓治さん、そしてプロデューサーの3人が企画の段階から撮影に至るまで長い時間をかけて練り上げてくださって、とてもよい作品ができたなと思っています。大八さんとは映画でも一緒にお仕事しましたが、ドラマを撮っても大八さんは大八さんだなと感じました。

――本作がカンヌ受賞後、初のドラマ主演となりますが…?

 ……うーん、それについてはまるで考えたことがないですね(笑)。でも皆さんとてもよい方たちで、撮影期間はそんなには長くなかったのに、すごく長く感じました。1日1日が濃かったんでしょうね。

――小林聡美さん、岡田将生さんと共演した感想は?

 小林聡美さんとは年齢が近いので撮影の合間、子どものころよく見ていたテレビ番組について、ずっと話していました。実は、ちょっとした小松政夫さんのマネとか、昔のテレビ番組へのオマージュを、自分にしかわからない形でこっそりこの作品に織り込みました。岡田将生さんは専門用語のセリフが膨大にあって大変そうでしたが、笑顔を絶やさずしっかりとこなされて、いやぁ本当にいい人ですよ、この方は!

――作品のみどころは?

 この主人公はダメ人間で、いいところがひとつもない。僕はこのドラマに出演して、樋口さんが離婚されて当然ということがわかりました(笑)。樋口さんの“鎮魂”のために演じたつもりです(笑)。
 離婚をテーマにした物語なので大人のドラマではありますが、まったく大人っぽくないです。ある程度、年齢を召した方はもちろんリアルな“あるある感”を見出してくださると思いますが、僕は逆にこれから結婚したいと思っている若い人たちにこの夫婦を見てもらいたいと思っています。見ていただければ、こうなっちゃいけないんだなということが明快にわかりますから(笑)。ホームドラマとしてはとても斬新な作品で、見終わった後、「変わったドラマを見たな」とお感じになると思います。

【小林聡美(野田今日子・役)コメント】

――吉田大八監督の印象は?

 吉田監督とは2作目ですが、まずは吉田監督がテレビドラマを撮ることに驚きました。撮影に入ってからは、「OKかな」と思っても何回も何回もやらされるところに、“ああ、こんな感じだったなぁ”と思いだしました。監督はとても粘るんです(笑)。

――リリー・フランキーさん、岡田将生さんと共演した感想は?

 リリーさんはもっと先輩だと思っていたら、2歳しか違わなくて…この感覚はなんなのでしょうね(笑)。ダメダメな夫なので、もっとバカバカしい夫婦のやりとりがあるかなと思っていたら、考えていたよりシリアス路線で、ピリピリした感じで演じました。でも撮影自体はとても楽しくて、リリーさんが織り込む“小ネタ”を見て、「またやっているな」と思っていました(笑)。
 岡田さんは専門用語満載のセリフばかりで、本当に大変だったと思います。私にはあんなセリフ、言えないですから…! すごく落ち着いていて安定感ハンパないのに、まだ20代と聞いてビックリしちゃいました。

【岡田将生(堂島正義・役)コメント】

――吉田大八監督の印象は?

 吉田大八監督とはいつかお仕事をしたいと思っていたので、ご一緒する機会を与えていただき、うれしかったです。先輩から「1回でOKは出ない」「1回でOKが出たら奇跡」と聞いていたので緊張はしましたが、監督の演出が楽しくて、とても濃い毎日でした。
 リリーさん演じる隆介さんを追い込むシーンでは、ビックリする演出がありました。僕はてっきり座っているものと思っていたのですが、立って待っていると言われて…。立っていること自体、まったく想像していなかったので、驚きました。リリーさん、小林さんが演じられた2人も、ものすごく独特なご夫婦だったのですが、僕が演じる堂島も変なヤツだなと、そのとき思いました(笑)。

――リリー・フランキーさん、小林聡美さんと共演した感想は?

 お2人とお芝居ができて本当に楽しかったです。お2方のお芝居にそれぞれ違う空気感を感じられたのがうれしく、一緒の空間でこの夫婦を見ることができてよかったなと感じています。

メインテーマ

『君だけになる前に』

ジェジュン

(First JB music)

ジェジュン コメント

僕の新曲が、ドラマのテーマ曲になって大変嬉しいです。特にリリーさんとは別の番組でもご一緒させて頂きましたので、とても親近感を感じています。このドラマをきっかけに僕の音楽も色々な方々に聴いてもらえたら幸せです。

スタッフ

原案

「ファミリーラブストーリー」 樋口卓治 著 講談社文庫 刊

脚本

樋口卓治

ゼネラルプロデューサー

横地郁英(テレビ朝日)

プロデューサー

服部宣之(テレビ朝日) 関谷正征(ファーストカット)

監 督

吉田大八

制作協力

ファーストカット

制作著作

テレビ朝日