

宿題をわすれたのび太は、ウソの言い訳をして先生から怒(おこ)られ、帰りがおそくなったことを、またウソの言い訳をして、ママに怒られてしまう。
ドラえもんはあきれながらも、1本の旗(はた)を取りだす。それは『真実の旗印(しんじつのはたじるし)』というひみつ道具で、この旗を立てているとどんなことをしても、何をしゃべっても“正しい”ことになるという。
さっそくのび太は旗を立てて、0点のテストを見て怒(おこ)るママに「なにを怒っているの? 0点は、いちばんいい点数じゃないか!」と言ってみた。すると、ママはその言葉をすんなり信じたため、のび太はニンマリ。
次の日、のび太は真実の旗印を使って、みんなを自分の言いなりにしていって…!?
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