「シャシンシャベール」「ドラえもんがダイエット！？」

人気俳優（はいゆう）の田中エイと、トップアイドル・南風そよかの熱愛が発覚したというニュースを聞き、おどろいたのび太は、みんなにも知らせようと空き地へと向かう。ところが、しずかが見たワイドショーでは、すでに２人は別れてしまったと報（ほう）じられていて、スネ夫のパパの情報（じょうほう）によると、そよかはエイではなく、別の俳優・亀野甲太郎（かめの・こうたろう）と結婚（けっこん）する予定だという。
　混乱（こんらん）するのび太から話を聞いたドラえもんは、「本人に聞いてみよう！」と言うと、『シャシンシャベール』というひみつ道具を取り出し、持っていたそよかのブロマイドにぬり始める。すると、そのブロマイドがしゃべり出したからビックリ！
　これを人物の写真にぬると、まるで本人のようにしゃべり出すのだ。さっそく、そよかに甲太郎との結婚について聞いてみると、“兄のような存在（そんざい）”だと言い、交際（こうさい）を否定（ひてい）。しかし、エイのことをどう思っているのか聞くと、なぜかだまりこんでしまう…。
　そこで、のび太たちはエイの写真にもシャシンシャべールをぬり、そよかへの気持ちを聞いてみるが…！？

（「シャシンシャベール」 てんとう虫コミックス カラー作品集第２巻より）

大好きなミイちゃんがスレンダーなオスネコと歩いているのを見たドラえもんは、「ミイちゃんは太ったネコがきらいなんだ…」と思い、くぐりぬけるだけでやせることができる『ヤセールトンネル』を取り出す。
　ところが、逆（ぎゃく）方向からくぐりぬけてしまったため、１２９．３キロの体がなんと２００キロにゲキ太り！ しかも、ふたたび逆からくぐりぬければ元にもどれるはずが、体が大きすぎてトンネルをこわしてしまったから大変！
　７０キロの減量（げんりょう）を目指し、過酷（かこく）なダイエットを強いられる『ダイエットン』を取り出すドラえもん。ところが、１５０キロダウンを目標とするのだとカンちがいされ、ランニングやエアロビクスなど、つらいダイエットを強要されてしまい…！？