おはなしリスト
2024年9月7日放送
「できたらいいな! 夢(ゆめ)の押(お)し入れ大改造(かいぞう)」「はじまりの話」「のび太とギリシャのケーキ伝説」
「できたらいいな! 夢(ゆめ)の押(お)し入れ大改造(かいぞう)」
ドラえもんの誕生(たんじょう)日の朝。バコン!と押し入れのふすまが外れ、ふすまといっしょに、収納(しゅうのう)してあったマンガ本やラジカセ、ガラクタなどがなだれのように、寝(ね)ているのび太の上に落ちてくる。ビックリして飛び起きたのび太が、押し入れの中をのぞくと、ドラえもんがひどい寝相で寝ていて…。
その出来事をしずかやジャイアン、スネ夫に話すのび太。もっと居心地(いごこち)よくしてあげたいというのび太の話を聞いたしずかは、「キレイにした押し入れを、ドラちゃんへの誕生日プレゼントしましょうよ!」と提案(ていあん)。みんなで協力して、押し入れの改造をすることに…。
まずは交替(こうたい)でドラえもんを外に連れ出し、その間に大改造を開始するが…!?
「はじまりの話」
ドラえもんの誕生(たんじょう)日。のび太はしずかの家で、ドラえもんのためのバースデープレートを作ることに。上手にできたプレートを見て、今年はドラえもんがおどろくようなケーキも作ろうと意気込(ご)むのび太。
その後、スネ夫やドラミと合流したところ、スネ夫がドラミからクラッカーでお祝いするなんてつまらないと言われていた。そして、ドラミがスネ夫の用意したステッカーに『グレードアップ液(えき)』をたらしたところ、クラッカーが鳴ったひょうしに大爆発(ばくはつ)が起こり、スネ夫が飛んで行ってしまったからビックリ!
そこにジャイアンが大量のおかしを持ってあらわれるが、ドラミはジャイアンが用意したおかしにもつまらないとケチをつけると、『世話やきロープ』を取り出す。そして、世話やきロープにジャイアンを“バンジージャンプ”させるよう依頼(いらい)。ジャイアンを空中から落とし、地面スレスレのところで止めさせると、このタイミングでドラえもんにおかしをわたせばいいとムチャぶりして…。
その様子を見たのび太はドラミにケーキのことを相談するのはやめ、出木杉に相談することに。そして、出木杉から、誕生日ケーキがいつ生まれたかという話を聞いたのび太は、あることを思いついて…!?
「のび太とギリシャのケーキ伝説」
タイムマシンに乗って、紀元(きげん)前5世紀(せいき)のギリシャ・アテネにやって来たドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫。実は、のび太たちはドラえもんに“世界で最初のバースデーケーキ”をプレゼントするつもりでやって来たのだが、一同は目の前に現(あらわ)れた“パルテノン神殿(しんでん)”に大はしゃぎ!
『きせかえカメラ』で古代ギリシャ人の服装(ふくそう)に早変わりし、『ほんやくコンニャク』を使って街を散策(さんさく)することにしたのび太たちは、吟遊(ぎんゆう)詩人がハープで弾(ひ)き語りをしているところに出くわす。
歌っていたのは、勇者・テセウスが牛の怪人(かいじん)・ミノタウロスの迷宮(めいきゅう)に乗りこみ、いけにえとして集められていた人間たちを助け、アリアドネ姫(ひめ)からもらった糸をたどって迷宮をぬけ出した…という詩だった。
その後、散策のとちゅうで、ひとりわすれものを取りにもどったのび太だったが、あやまってタイムマシンを操作(そうさ)してしまい、さらに千年の時空を超(こ)え、紀元前15世紀のアテネに不時着してしまったから大変! その上、運悪くいけにえとしてとらえられてしまったのび太は、ある島へと連れていかれることに…!
到着(とうちゃく)したのは、当時、海洋文明が栄えていたクレタ島。もしやのび太は吟遊詩人が歌っていたとおり、ミノタウロスのいけにえとしてささげられてしまうのか…?
のび太を助けるため、ドラえもんたちも時をさかのぼり、クレタ島の迷宮へと向かう。一方ののび太は、同じくいけにえとしてとらえられたテセウスという名の男と知り合うが…!?