「四次元たてましブロック」「あんしん！ジャイアン保険」

丸めたふとんをつかってぶつかり合いながら遊んでいたのび太とドラえもんは、ママから「２階であばれちゃいけません！」とおこられてしまった…。
　「２階じゃなくて、３階で遊べばいいんだ！」とひらめいたドラえもんは、家のもけいにブロックをはさむと四次元空間が生まれる『四次元たてましブロック』を取り出す。さっそく、１階と２階の間にブロックをはさんだところ、間に新しい部屋ができ、のび太の部屋はあっという間に３階に…！ 二人は心おきなく、部屋の中で遊ぶ。
　その後、しずかをさそいに行くと、いっしょに遊びたくはないけど、しずかな勉強部屋がほしかったと言われたため、２階をかしてあげることに。さらには、ドラえもんがいないすきに、部屋をふやしてマンションにしようと考える。
　スネ夫からマンガ部屋を借りたいと言われたのび太は、ブロックを足して４階建てにすると、スネ夫から家賃（やちん）をもらって３階をかすことにするが…！？

（「四次元たてましブロック」てんとう虫コミックス第２７巻より）

毎日コツコツとおこづかいをため、ようやく人気コミックスの最新刊（かん）を買ったのび太。ところが、待ちかまえていたジャイアンに取り上げられてしまう。
　落ちこんだまま家に帰ったのび太は、思わず部屋にあったドラえもんのどら焼きを食べてしまう。そこにもどってきたドラえもんは、一瞬（いっしゅん）おこったものの、すぐに冷静になり、『なんでも保険（ほけん）屋』をよび出す。すると、まどの外から保険ロボットがやってきて、山もりのどら焼きを出してくれた。ドラえもんは、どら焼きを毎日一口ずつ保険としてかけていたのだ。
　話を聞いたのび太は、ジャイアンにやられたらお金がもらえる“ジャイアン保険”を思いついて…！？