おはなしリスト
2021年11月13日放送
「無人境ドリンク」「葉っぱ探偵のび太」
「無人境ドリンク」
今日も先生にしかられ、ジャイアンをおこらせ、ママにもおこられるのび太。ドラえもんに、君のほうにも反省すべき点があると言われたのび太は、もうだれの顔も見たくないと言い出し、山おくか無人島で、一人でくらしたいとさけぶ。
そんなのび太にあきれつつも『無人境(きょう)ドリンク』を取り出すドラえもん。これを飲むと、ぜったいに他人と顔を合わせなくなるのだという。ドラえもんに一人ぼっちになって後悔(こうかい)しないかと聞かれたのび太は、するわけないと言って一気に飲んでしまった…!
すると、ネズミがあらわれ、それを見たドラえもんはにげ去っていく。さらに、のび太にお説教をしようとしていたママの目の前にお肉の特売のチラシが飛んで来たため、ママもお買い物に行ってしまった。
ドリンクの効(き)き目を実感したのび太は、ジャイアンによばれ、空地へと向かう。予想通り、空き地にはだれもおらず、のんびり昼寝(ね)を楽しむのび太。その後もあちこちに行ってみるものの、どこに行っても人のすがたはなく…!?
(「無人境ドリンク」てんとう虫コミックス第38巻より)
「葉っぱ探偵のび太」
最近、ほしておいたジャイアンのステージ衣装(いしょう)がやぶかれていたり、しずかがかっている小鳥のピーちゃんのカゴが落とされていたり、スネ夫の家の高級どら焼きが食べられていたり…とみんなのまわりで変ないたずらが続いているという。スネ夫から、どら焼きを食べたのはドラえもんでは?とうたがわれたのび太は、自分が真犯人(はんにん)を見つけると言い返す。
その後、のび太が家に帰ると、ドラえもんが葉っぱのついたゴーグルをつけていた。気になったのび太はドラえもんからゴーグルを取り上げ、自分がつけてみる。すると、目の前に、裏(うら)山の景色があらわれたからビックリ! ドラえもんによると、これは『グラスハッパーセット』という、小さな生物や自然現象(げんしょう)を観察(かんさつ)するために開発されたひみつ道具で、なんと植物の視覚(しかく)の中に入ることができるのだという。
この道具を使えばドラえもんのうたがいを晴らすことができると思いついたのび太は、“葉っぱ探偵(たんてい)のび太”となって、真犯人さがしを開始するが…!?