おはなしリスト
2021年9月4日放送
「のび太の恐竜」「のび太の惑星探査ミッション」「マジックの使い道」「どら焼きが消えた日」
「のび太の恐竜」
パパのアメリカみやげだという恐竜(きょうりゅう)のツメの化石をみんなにじまんするスネ夫。ところが、のび太だけにはよく見せてくれず、くやしくなったのび太は、思わず「ツメだけじゃなく、恐竜の丸ごとの化石を発掘(はっくつ)してみせる!」と宣言(せんげん)!
家に帰ったのび太はドラえもんに泣きつくが、さすがのドラえもんにもそれはできないと言われてしまう。しかたなく、自分で図鑑(ずかん)や本で調べるのび太。
次の日、化石がありそうな場所をほってみるが、その土地の持ち主から勝手なことをするなとおこられてしまう。さらには、ゴミをうめるあなをほってほしいとたのまれ、しかたなく手伝うことに。
すると、土の中に、恐竜のタマゴのような化石を発見! のび太は大よろこびで持ち帰るが、ドラえもんからただの石ころかもしれないと言われたため、『タイムふろしき』を使って、一億年前のすがたにもどしてみようと考える。
しばらくして、タイムふろしきをはずしてみると、たしかに何かのタマゴだった! のび太は恐竜のタマゴにまちがいないと信じ、ふとんの中でそのタマゴを孵(かえ)すことに。
次の日の朝、タマゴのカラがわれ、中から出てきたのは、なんと首長竜(りゅう)の一種・フタバスズキリュウの赤ちゃんだった…! のび太はスネ夫たちがおどろくまで大きく育てようと考え、ピー助と名付けてママにナイショで世話をすることにするが…!?
(「のび太の恐竜」てんとう虫コミックス 第10巻より)
「のび太の惑星探査ミッション」
しずかと出木杉がなかよく自由研究の話をしているのを見て、やきもちを焼くのび太。家に帰ると、ドラえもんから発売されたばかりだという『惑星(わくせい)探査(たんさ)キット』を見せられ、完成したら本当に宇宙に飛ばせるのだと聞いたのび太は、これで出木杉よりすごい自由研究ができると考える。
その後、スネ夫の家に遊びに行くのび太たち。ジャイアンとスネ夫も加わり、みんなで作って遊べる惑星探査キットを使った自由研究をやることに。さっそくキットを開けたのび太たちは、材料の少なさに困惑(こんわく)するが、ドラえもんによると、キットに入っているもの以外は、家にあるものを使うのだという。
家にあるアルミ製(せい)品ということで、ヤカンやナベ、アルミホイルなど使い、それぞれ思い思いに探査機を作り上げたのび太たち。完成後、実際に惑星から何かを回収(かいしゅう)してくるためのミッションとして、探査機の発射(はっしゃ)前に大切なものを惑星に置いてくることに。そして、3人の探査機を発射させるが…!?
「マジックの使い道」
スネ夫の家によばれ、マジックを見せられるのび太たち。しずかとジャイアンは、スネ夫のマジックに感心するが、のび太は「そんなのだれでもできるよ」と言い出し、自分もマジックを披露(ひろう)することに…!
まずは部屋にあった花をしずかの好きなものに変えると言うのび太。しずかが選んだのはウサギだったが、のび太が花にクロスをかけ、「ウサギになれ!」と言ったところ、大きなウサギが出現(しゅつげん)したからビックリ! みんながおどろく中、のび太がふたたびウサギにクロスをかけ、「元にもどれ!」と言うと、ウサギが消えて花にもどる…。
おどろくみんなを前に得意(とくい)顔ののび太だったが、実はそのクロスはドラえもんのひみつ道具で、二つの物の位置を瞬間(しゅんかん)的に入れかえることができる『物体交換(こうかん)クロス』だった!
のび太はその後、自分のノートと出木杉のノートを交換しようと思いついて…!?
(「マジックの使い道」てんとう虫コミックス第41巻より)
「どら焼きが消えた日」
明日はドラえもんの誕(たん)生日。みんながどら焼きをたくさん用意してくれると聞いたドラえもんは、一週間前からどら焼き断ちをするほど楽しみにしていた。そんなドラえもんに、のび太は近所のお店やスーパーからどら焼きが次々と消えるといううわさがあると告(つ)げる。
次の朝、ごきげんな様子で朝ご飯の席に着いたドラえもんだったが、ママが出してくれたのは、目玉焼きとめざし…。誕生日なのに…とガッカリするドラえもんに、のび太は「誕生日は昨日祝ったでしょ?」と声をかける。カレンダーを見ると、たしかに今日は9月4日だった! さらには、ドラヤキ星人と名乗る宇宙(うちゅう)人らしき生命体があらわれ、「おまえはわれわれの仲間を食べすぎ、誕生日にさらに多くの仲間を食べようとしたから、誕生日を食べてやったのだ」と言われたドラえもんは、大パニック! しかも、ドラヤキ星人のすがたは、ドラえもんにしか見えないようで…!?
ドラえもんがあわててにげ出した直後、未来からドラミがやってくる。実は、ドラミやのび太たちはドラえもんにバースデーサプライズを計画しており、ドラヤキ星人の正体もジャイアンとスネ夫だったのだ。さらには裏(うら)山に、町中のどら焼きを集めた大きなどら焼きタワーもじゅんびしていた。
一方、何も知らないドラえもんは、どこに行ってもどら焼きが売り切れていることを知り、このままでは地球上のどら焼きが全部うばわれてしまうと考え、ドラヤキ星人と戦うことを決意。すると、目の前にまたもやドラヤキ星人があらわれる。空気砲(ほう)でドラヤキ星人を撃(う)つものの、すぐにやり返され、気を失ってしまうドラえもん。実はかれらは、ジャイアンとスネ夫ではなく、たまたま地球にやってきた本物の宇宙人だった…!?