「山おく村の怪事件」「争奪戦回避銃」[2021年2月6日放送]
「山おく村の怪事件」
パパとママの結婚(けっこん)記念日に何かプレゼントしたいと思ったのび太は、近所の工事の音でゆっくり昼寝(ね)ができないとなげくパパのために、二人がゆっくり休めるしずかな場所に連れて行ってあげようと考える。
そんな中、未来からドラミがあそびにやってくる。のび太の話を聞いたドラミが、コンピューターで「景色がきれいで、しずかでゆっくりやすめるところ」をさがしてみたところ、“山おく村”という場所が見つかる。
さっそく、『どこでもドア』で山おく村に行ってみたところ、そこは一面の銀世界だった! 雪の中でも自由に歩くことができる『かんじきクリーム』をくつのうらにぬり、村の様子を見に行くのび太たち。ところが、人のすがたは見当たらず、不気味なほどにしずまり返っていた…。
その中の一軒(けん)の民家に入ってみたのび太たちは、だれもいないことを確認(かくにん)すると、ドラミの提案(ていあん)で、その家をきれいにし、パパとママを招待(しょうたい)することにするが…!?
「争奪戦回避銃」
給食であまったプリンをだれがもらうかジャンケンで決めようとしたところ、ジャイアンがひとりで食べてしまい、みんなガッカリ…。理科室で顕微鏡(けんびきょう)を見る時にもジャイアンが独占(どくせん)し、発表会の劇(げき)の登場人物を決める時にも主役をゆずらないジャイアン…。
家に帰り、ドラえもんにジャイアンの身勝手さをうったえていたのび太は、ドラえもんがどら焼きをひとりじめしようとするのを見て、ドラえもんまで…とおこり出してしまう。申しわけなく思ったドラえもんは、ほしい人の分だけ平等に分けて、争いを回避(かいひ)してくれるという『争奪(そうだつ)戦回避銃(じゅう)』を取り出す。
さっそくどら焼きを撃(う)ってみたところ、みごとに二つに分かれたものの、いつもと味がちがった…。実は、分けた分だけ物の価値(かち)がうすまってしまうのだという。
その後、ドラえもんから争奪戦回避銃を借りたのび太は、商店街のバーゲンセールで、ほかのお客さんとスカートを取り合うママを見かけ、銃を向けるが…!?