大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」「のび太の結婚前夜」[2020年12月31日放送]

「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」

「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」「のび太の結婚前夜」

のび太が部屋に入ると、ドラえもんがビデオカメラのようなものでどら焼きを撮影(さつえい)していた。のび太がドラえもんに声をかけると、ドラえもんはカメラをのび太にわたし、ナイフとフォークを持ってジャンプする自分を撮(と)ってほしいと言い出す。
 ドラえもんによると、これは『イージー特撮カメラ』という特撮映画が撮れるカメラで、撮影した映像(えいぞう)をかんたんに重ねたり、背景(はいけい)を自由に変えたりできるのだという。先ほどの撮影は、ドラえもんの夢(ゆめ)を映像にしてみたらしい。
 それを聞いたのび太は、自分が主役のおもしろい映画を作ろうと言い出し、自分も主役をやりたいドラえもんとケンカになってしまう…。そこで、まず主役のことはさておき、みんなに声をかけることに。すると、ちょうど出木杉がシナリオを書いていたため、出木杉が監督(かんとく)になって、宇宙大魔神(まじん)と少年レインジャー部隊との大冒険(ぼうけん)をテーマに、映画の撮影を始めることに決定!
 さっそくドラえもんのひみつ道具を使って、セットや衣装(いしょう)などをそろえていく一同。そして、『ポップ地下室』で地下に大きなスタジオを作り、撮影をスタートするが…!?

(「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」てんとう虫コミックス20巻より)

「のび太の結婚前夜」

「超大作特撮映画『宇宙大魔神』」「のび太の結婚前夜」

しずかと出木杉が、なかよく白雪姫(ひめ)のおしばいのけいこをしているのを見かけたのび太は、大ショック! 将来(しょうらい)、本当にしずかと結婚(けっこん)することができるのか、不安になってしまう。
 「そんなに心配なら、タイムマシンに乗って結婚式を見てきたら?」とドラえもんにすすめられたのび太は、ドキドキしながら、未来の自分の結婚式をたしかめに行くことに…。
 ところが、まちがえて結婚式の前日に到着してしまうのび太。せっかくなら、結婚式前日の様子を見ていこうとするが、未来ののび太も結婚式の日をまちがえて、この日に式場へと向かっていた…!
 おとなになっても変わらずドジな自分を見てガッカリしたのび太は、しずかが結婚を後悔(こうかい)しているのではないかと不安になり、しずかの家へと向かう。すると、パパにおやすみのあいさつをしていたしずかが、とつぜん、「わたし、結婚をやめる!」と言いだして…!?

(「のび太の結婚前夜」てんとう虫コミックス25巻より)