「プッシュドア」「おかし牧場」[2020年8月1日放送]

「プッシュドア」

「プッシュドア」「おかし牧場」

今日も寝坊(ねぼう)したのび太は、大あわてで学校へ。ギリギリ間に合うか…と思いきや、ランドセルに教科書が入っておらず、泣きながらもどってくる。結局また遅刻(ちこく)してしまい、先生にはしかられ、みんなには笑われ、落ちこむのび太…。
 一方、のび太に泣きつかれることを予想したドラえもんは、『プッシュドア』を取り出し、部屋のドアに設置(せっち)。12このキーのうらに、それぞれ行きたい場所を書いておき、ボタンと行きたいところのキーをおすと、その場所に行くことができるのだ。
 ちょうど帰ってきたのび太に、使い方の説明をしたドラえもんは、ためしにひとつのキーのうらに「がっこう」と書いてみる。そして、のび太がボタンとキーをおし、ドアを開けると、そこは教室だった!
 ほかのキーに、しずかの部屋や映画館(えいがかん)名を書いた後、プッシュドアでスネ夫の家に行き、おやつをもらったり、マンガを読んだり、トイレを使ったりとやりたい放題ののび太。続いて、ジャイアンの部屋と書くが…!?

(「プッシュドア」てんとう虫コミックス 第20巻より)

「おかし牧場」

「プッシュドア」「おかし牧場」

ひさしぶりに大きなチョコレートを手に入れ、大よろこびののび太は、 「食べてもなくならないチョコレートがないかなぁ」とつぶやく。それを聞いたドラえもんは、ポケットから『おかし牧草』を取り出す。これを使うと、牧場で牛などを飼(か)うように、チョコレートなどのおかしを飼うことができるのだという。
 さっそくおかし牧草の上にチョコを置いたところ、なんとチョコが動き出し、牧草を食べ始め、牛のように鳴き出したからビックリ! ドラえもんがかくしておいたチョコも牧草の上に置いたところ、2ひきのチョコがなかよく動き始める。
 その後、少し外に出ていたのび太が帰ってくると、チョコが動かなくなっていた。もどってきたドラえもんによると、1時間以上牧草を食べさせないと、ただのチョコに戻ってしまうのだという。
 しかし、夜中に1時間ごとに牧草を食べさせることはむずかしい…。そこでドラえもんは、空き地におかし牧草の種をまき、チョコを放し飼いすることにするが…!?

(「おかし牧場」てんとう虫コミックス 第24巻より)