「しつけキャンディー」「人間味調味料」[2019年5月17日放送]

「しつけキャンディー」

「しつけキャンディー」「人間味調味料」

スネ夫のひいおばあちゃんが、ひさしぶりに田舎(いなか)からやってくる。ところが、スネ夫は「うそをついたら地獄(じごく)に落ちて、エンマさまに舌(した)をぬかれる」などの“迷信(めいしん)”を口にするひいおばあちゃんをバカにする…。
 それを聞いたのび太も大笑いするが、ドラえもんは「おばあちゃんをバカにするのはけしからん!」とおこり出すと、『しつけキャンディー』を取り出し、ひいおばあちゃんになめてもらう。そして、スネ夫の様子を『スパイ衛星(えいせい)』で観察することに。
 ママに向かって「オニババ」と言い放ったスネ夫に対し、ひいおばあちゃんが「親の悪口を言うと、口が曲がるよ」と注意したところ、なんとスネ夫の口がグニャリと曲がったからビックリ! 実は、しつけキャンディーは未来の世界で小さな子どもにしつけを教えるために使うもので、これをなめた人が口にしたことは本当になるのだという。
 その後も、次々とおばあちゃんが口にした迷信が本当のことになって…!?

(「しつけキャンディー」てんとう虫コミックス第22巻より)

「人間味調味料」

「しつけキャンディー」「人間味調味料」

テレビで西部劇(げき)の映画(えいが)を見てすっかりその気になったのび太は、「遊んでないで宿題をやりなさい」というママに、まるで映画の主人公のようにカッコつけて言い返し、こっぴどくおこられてしまう…。しかたなく宿題を始めたのび太からその話を聞いたドラえもんは、「カッコよく言いたい」というのび太のために、『人間味調味料』を取り出す。
 ドラえもんに言われるがまま、目盛(も)りが“渋(しぶ)み”になっている調味料をドラえもんにふりかけたところ、ドラえもんが光ると同時に、渋みのあるふんいきになったからビックリ! この調味料は、“渋み”や“甘(あま)み”など、人の性格(せいかく)を変化させる道具で、ひとふりで10秒の効果(こうか)があるのだという。
 それを聞いたのび太は、目盛りを“甘み”にして自分にふりかけると、ドラえもんにかしてほしいとねだり、人間味調味料を手に出かけることに。そして、空き地で出木杉と仲良く話しているしずかを見つけたのび太は、しずかに“塩み”をふりかけ…!?