「ドラえもんの歌」「相関図メーカー」[2018年9月14日放送]

「ドラえもんの歌」

「ドラえもんの歌」「相関図メーカー」

ジャイアンが、またしてもリサイタルを開くと言い出し、のび太をさそいに来た。ドラえもんはあわてて四次元ポケットからひみつ道具を出そうとするが、思いついた道具が見つからない。そこで22世紀に取りに行き、のび太には先にリサイタルに参加してもらうことに…。
 ようやく目当てのひみつ道具を見つけたドラえもんは、ジャイアンの衝撃波(しょうげきは)のような歌声をさけながら空き地までかけつける。とちゅうで、何かがドラえもんの口の中に入って飲み込んでしまうハプニングもあったが、なんとかそのひみつ道具『音消しマイク』をジャイアンにわたすことに成功。このマイクは、どんなに大声を出しても音が消える仕組みになっていて、のび太をはじめリサイタルの観客たちを苦しみから救い出した…!
 ところが、リサイタル終了後、今度はなぜかドラえもんが歌を歌いたいと言い出す。しかも、ジャイアンよりもひどい歌声だったから大変! さらに、ドラえもんもリサイタルを開くと言い出して…!?

(「ドラえもんの歌」藤子・F・不二雄大全集ドラえもん第1巻より)

「相関図メーカー」

「ドラえもんの歌」「相関図メーカー」

パパからトイレのドアを開けっぱなしにするなとしかられたのび太は、ちゃんと閉(し)めてもこわれていて開いてしまうのだと言い返すが、聞いてもらえない。「親だからって頭ごなしに決めつけるなんてひどい」と力説されたドラえもんは、ポケットから『相関図メーカー』を取り出す。
 まず、ボードの上にプレートを貼り、パパとママが夫婦(ふうふ)で、その子どもがのび太という、今の野比(のび)家の相関図を見せるドラえもん。そこから、パパとのび太を入れ替えるだけで、のび太はパパの親になったというのだ。
 ドラえもんに言われるまま、のび太がパパに話しかけてみると、なんとパパがのび太に向かって「パパ」と返事をしたからビックリ! のび太は、さっきの仕返しとばかりに、「トイレのドアはこわれていたんだ。パパは悪くない」と言い、言い返そうとするパパに「パパの言うことに口答えするのか」と言い放つ。
 その後、調子に乗ったのび太は、ドラえもんが止めるのも聞かず、相関図メーカーを勝手にいじり出して…!?