おはなしリスト
2018年4月27日放送
「うら山危険生物パーク」「はいどうたづな」
「うら山危険生物パーク」
スネ夫から、海外のサファリパークに行った時の映像を見せられ、じまんされたのび太は、自分も動物とふれ合いたいと言い出す。それを聞いたドラえもんは、中からほんものが飛び出してくる未来の図鑑(ずかん)『ほんもの図鑑』を取り出し、自分たちで動物園を作ろうと言い出す。
さっそくドラえもんが図鑑の“レッサーパンダ”のページを開いて背表紙をポンとたたいたところ、かわいいレッサーパンダが飛び出し、のび太としずかは大よろこび。さらにのび太たちは、小動物をたくさん出して、空き地に“のび太動物園”を作り、動物たちとのふれ合いを楽しむ。
だが、大きな動物がいないことに物足りなさを感じたのび太は、キリンやダチョウも出してしまい、空き地は大さわぎに。そこで、裏山に場所を移し、“のび太サファリパーク”を作ることにする。
ところが、ほんもの図鑑のしくみを知ったジャイアンとスネ夫が、図鑑をすべてうばっていったから大変! しかも二人は、“危険生物図鑑”を開こうとして…!?
「はいどうたづな」
のび太がめずらしく本を読んでいると、サイクリングを楽しむしずか、スネ夫、ジャイアンが声をかけてくる。読書にいそがしいからとことわるのび太だったが、スネ夫とジャイアンからは自転車に乗れないことをバカにされてしまう…。
帰宅したのび太は、物置からロープをさがし出すと、ドラえもんを四つんばいにさせて馬に見たて、乗馬の練習を始める。突然のことに怒り出すドラえもん。実はのび太が読んでいたのは乗馬の本で、自転車はタイヤが2つしかないからひっくり返ってしまうが、馬は4本足だから簡単だろうと考えたのだと言い出す。
それを聞いたドラえもんは、『はいどうたづな』を取り出す。このたづなをつけると、どんな動物でも馬と同じ力とスピードが出るというのだ。さっそく、のらネコのクロにつけて乗ってみるが、クロが木に登ってしまったため、のび太は落っこちてしまう。次に空き地で寝ていた犬にたづなをつけてみるが、のび太がまたがったとたん、その犬が暴れ出してしまい…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 第12巻「はいどうたづな」より)