大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル「戦国のび兵衛がんばれ」「ドラえもん&パーマン危機一髪!?」「星野スミレのひみつの恋」[2016年12月31日放送]

「戦国のび兵衛がんばれ」

「戦国のび兵衛がんばれ」

 スネ夫から骨川家に伝わるというりっぱな家宝(かほう)をじまんされたのび太。どうやら骨川家の先祖はとてもえらい家老(かろう)だったらしい。おもしろくないのび太はパパに先祖について聞いてみるが、野比家の先祖は侍(さむらい)ではなく、いつも寝てばかりいたため“ゴロ寝ののび兵衛(べえ)”とよばれる村人だったと聞いてガッカリしてしまう。
 そんなのび太に同情したドラえもんは、タイムマシンで戦国時代に出かけ、ご先祖さまに出世してもらおうと考える。戦国時代は、戦いで手柄(てがら)を立てれば、どんな身分の者でも出世できた時代。ドラえもんは、ご先祖さまに殿様まで成り上がってもらい、スネ夫を見返そうというのだ。
 ところが、戦国時代に到着した直後、のび太はのび兵衛とカン違いされ、ひょんなことから合戦(かっせん)に参加するよう、殿様から命じられてしまう。あせったのび太は、のび兵衛本人を説得するが、怖いことが大嫌いなのび兵衛は布団をかぶって寝てしまった。仕方なく、のび太はのび兵衛のかわりに、合戦に参加することを決意する。
 だが夜明け前、敵方の忍者・雲隠(くもがくれ)ジャイ蔵に、殿様の娘・しず姫がさらわれる事態が起きて…!?

「ドラえもん&パーマン危機一髪!?」

「ドラえもん&パーマン危機一髪!?」

 スネ夫の家で、大迫力のホームシアターをじまんされたのび太。くやしいと泣きつかれたドラえもんは、『超巨大スクリーン立体テレビ』を取り出す。ドラえもんによると、単なる立体映像が映し出されるテレビではなく、画面の中に入りこむことができるのだという。
 その超巨大スクリーン立体テレビで、アフリカの密猟団(みつりょうだん)と戦うパーマンの映像を見ていた、のび太とドラえもん。夢中になって身を乗り出したところ、スクリーンの中の世界に落下。二人は密猟団に人質としてとらわれてしまうが…!?

「星野スミレのひみつの恋」

「星野スミレのひみつの恋」

 貸したマンガを返してもらいたいのに、のび太は勇気が出ず、ジャイアンになかなか電話することができない。見かねたドラえもんは、『架空通話(かくうつうわ)アダプター』を取り出す。この架空通話アダプターを電話機につけると、実際は通じていないのに本物の相手としゃべっているかのように話ができるため、会話の練習ができるという。
 ジャイアンとの交渉は失敗したものの、架空通話アダプターを使って、アイドルの星野スミレと話した気分になったのび太は大満足! しかし、彼女は今、熱愛スキャンダルでさわがれており、スネ夫によると決してよいうわさではないという。悪いうわさと聞いて心配になったのび太とドラえもんは、真相を確かめようと『影とりプロジェクター』を使うことに。
 このひみつ道具は、様子を知りたい人の影を取り込むと、その影が本物そっくりに動くため、本人が何をしているのかわかるというもの。スミレの影を取り込んだ二人は、さっそく真相を探ろうとするが…!?