「水たまりの怪魚」「宇宙人の館」[2016年8月19日放送]

「水たまりの怪魚」

「水たまりの怪魚」

 パパ、しずか、ドラえもんと一緒に、川釣りにやって来たのび太。するとそこへ、スネ夫がパパ、ジャイアンと共にやって来る。スネ夫のパパは最新型のリールを持っており、のび太のパパはまったく釣れないにもかかわらず、どんどん大きな魚を釣り上げていき、のび太たちはガッカリ…。
 その様子を見たスネ夫から、川の裏にある沼は釣りの穴場らしいと聞いたのび太たちは場所を移すが、なかなか手ごたえがない。実はそれはスネ夫のウソで、そこは沼ではなく、なんと、ただの大きな水たまりだった…!
 必死に釣りをしているパパに本当のことが言えず、のび太が困っていると、ドラえもんが「魚がいないなら放流すればいい」と言い出し、どんなものでも原料の状態に戻すことができる『もどりライト』を取り出す。
 さっそくお弁当に持ってきたおかかおにぎりにもどりライトを当てたところ、なんとカツオが出現! のび太はさらに鮭のおにぎりを大きなサケに戻し、水たまりに放流するが…!?

「宇宙人の館」

「宇宙人の館」

 近所にある不気味な洋館が、宇宙人のひみつ基地(きち)なのではないかと言い出すスネ夫とジャイアン。それを聞いたのび太は「テレビの見過ぎだよ」と笑い出す。言い合いになった3人は、洋館が宇宙人の家かどうか、ゲンコツ100発をかけることに。
 その後、のび太が帰宅すると、ドラえもんが『無人探査(たんさ)ロケット』を使って、屋根裏にネズミがいないか調べていた。その使い方を見たのび太は、無人探査ロケットを使って、洋館に宇宙人がいるかどうかを調べようと思いつく。
 一方、洋館の窓から飛んできた紙切れに書かれていた数字を、何かの暗号ではないかと考えたスネ夫は、出木杉の力を借りて暗号を読み解く。はたして、その答えとは…!?
 その夜、のび太は無人探査ロケットを持って、ドラえもんと共に洋館へと向かう。開いている窓から家の中にロケットを飛ばし、中を確認していくのび太たち。すると、宇宙人とUFOのようなものが見えたからビックリ! 二人はあわてて逃げ出すが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん14巻「宇宙人の家?」より)