「恐竜ツアーに行こう!」「いねむりシール」[2016年7月8日放送]

「恐竜ツアーに行こう!」

「恐竜ツアーに行こう!」

 休日、パパと恐竜展に出かける約束をしていたのび太は、急な仕事で徹夜(てつや)だったパパを休ませてあげるようママから頼まれてしまう。しかたなくしずかやジャイアンたちを遊びにさそうが、それぞれ家族と出かけると断られてしまった…。
 帰宅したのび太が落ち込んでいると、突然のび太の部屋にタイムホールが出現! 案内ロボットが「オメデトウゴザイマス!」と言いながら現れた。以前、ドラえもんが応募した懸賞(けんしょう)に当選したというのだ。その賞品は、なんと家ごとタイムスリップし、白亜紀(はくあき)の世界を体験できるツアーだという。バリアがあるので絶対に安心らしい。
 それを聞いたのび太は、ドラえもんが止めるのも聞かず、ママや寝ているパパにはだまったまま、恐竜ツアーに行くと答えてしまう。すると、野比家はあっという間に白亜紀にタイムスリップ!
 案内ロボットが6時に迎えに来ると言って消えた後、さっそく庭に出て、外を見たのび太は、本物の恐竜に大興奮(こうふん)。思わずバリアの外に足を踏み出すが…!?

「いねむりシール」

「いねむりシール」

 のび太が学校から帰宅すると、部屋でドラえもんが道具の手入れをしていた。ところが、話しかけても反応がなく、のび太が不審(ふしん)に思っていると、急に目覚まし時計が鳴り、ドラえもんが目からシールをはがしたからビックリ!
 実は、これは『いねむりシール』というひみつ道具で、予定を言いつけて目に貼ると、眠りながら働くことができるのだという。ドラえもんは眠りながら道具の手入れをしていたのだ。それを聞いたのび太は大よろこびで、貸して欲しいとドラえもんに頼み込む。
 まず、宿題とママに頼まれたおつかいに行くことにしたのび太だったが、起きていてもできない宿題が寝ながらできるわけはなく、答えはめちゃくちゃ。それを見たドラえもんは心配になり、おつかいに行くのび太についていくことに。
 すると、やはり眠ったままでは買い物ができず、ドラえもんの助けでどうにかおつかいができた。ところが、そんなこととは知らず、ママにおこづかいをもらって調子に乗ったのび太は、いねむりシールを使って寝たまましずかの家に遊びに行くことに…!?
(てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第2巻「いねむりシール」より)