「お客の顔を組み立てよう」「ママをたずねて三千キロじょう」[2016年5月27日放送]

「お客の顔を組み立てよう」

「お客の顔を組み立てよう」

 学校から帰宅したのび太は、知らないおじさんが家に上がろうとしているところに出くわす。そのおじさんは「大事な用があったのに、いくら呼んでも返事がなかったから」と言い、パパやママに会えなかったことを残念がって去っていった。ところが、パパもママもその来客にまったく心当たりがなく、名前も聞かず、顔もろくに覚えていなかったのび太は怒られてしまう。
 その様子を見ていたドラえもんは、『モンタージュバケツ』を取り出す。いろいろな顔の写真の中から似ている顔のパーツを選んで操作すると、その顔に自分の顔が変化するというのだ。さっそく、のび太の首にモンタージュバケツをセットし、顔を思い出しながらパーツを選んでスイッチを押していったところ、のび太の顔が先ほどの来客の顔そっくりに変化したからビックリ!
 大事な用事があったという客は、いったい誰だったのか? その正体を探るため、のび太はおじさんの顔のまま外出してみるが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん4巻「お客の顔を組み立てよう」より)

「ママをたずねて三千キロじょう」

「ママをたずねて三千キロじょう」

 ママにこっぴどく叱られたのび太は、「ママなんて大きらいだ! どっか行っちゃえばいいんだ」と言い出す。それを聞いたドラえもんは、ひと粒飲むと300メートル、ママを探して歩かないと会えなくなるという『ママをたずねて三千キロじょう』を取り出す。
 さっそくひと粒飲んでみるのび太。その後、ドラえもんがのび太のいる場所をママに教えたところ、まだ怒っているママはのび太を叱りに来ようとするが、電話が鳴ったり、来客があったりしてなかなかのび太のところにやって来ない。
 そこで、のび太が自分からママを探しに行くと、300メートル歩いたところでようやくママと対面。ところが、また叱られて感情的になったのび太は、なんとママをたずねて三千キロじょうをひとビン全部飲んでしまう! ドラえもんによるとこのビンには一万粒が入っており、のび太はなんと三千キロ歩かないとママに会えなくなってしまった!
 はたして、のび太はいつになったらママと会うことができるのか…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん21巻「ママをたずねて三千キロじょう」より)