「のび太のジャックと豆の木」「みせかけモテモテバッジ」[2016年4月22日放送]

「のび太のジャックと豆の木」

「のび太のジャックと豆の木」

 久しぶりに『ジャックと豆の木』の絵本を読んだのび太は、「こんな豆の木が本当にあるといいのに…」とつぶやく。それを聞いたドラえもんは、ポケットから『ジャック豆』を取り出す。この豆を地面にまき、水をやったところ、すぐに芽が出て、あっという間に空高く伸びて行ったからビックリ!
 さっそく豆の木につかまって登りはじめたのび太だったが、途中で力尽きてしまう…。そこで今度は、水をかける前に豆につかまることに。するすると伸びていく豆の木につかまって、空に近づいていくのび太とドラえもん。途中、しずかとジャイアンも乗せて、一緒に雲の上へ。4人は『雲かためガス』で雲をかためると、雲の上で“雲だるま”を作ったり、雲玉合戦をしたり、昼寝をしたりと楽しい時間を過ごす。
 その後、ジャイアンとしずかは地上に戻るが、のび太とドラえもんは引き続き雲の上で寝てしまう。ところが、二人が目覚めると、雲が一面に広がり、まるで絵本の中のような世界が目の前に現れて…!?

「みせかけモテモテバッジ」

「みせかけモテモテバッジ」

 しずかと出木杉の仲がいいことにヤキモチを焼いたのび太は、しずかの目の前でかわいい女の子と仲よくする姿を見せつけたいと言い出す。あきれるドラえもんだったが、のび太に頼みこまれ、しかたなく『みせかけモテモテバッジ』を取り出すことに。
 まずはしずかの顔をバッジに記憶させ、そのバッジをのび太がつける。そして、のび太がしずかの近くへ行くと、自動的にモテモテ電波が発信され、女の子が寄って来るのだという。
 さっそく、しずかを探しに行くのび太。するとバッジが反応し、近くにいた知らない女の子が親し気にのび太の手を取るが、しずかは気づかずに行ってしまった。すると女の子の表情が変わり、のび太のもとから去ってしまう。あくまでみせかけなので、しずかが遠ざかると、モテモテ電波も消えてしまうのだ。
 のび太は引き続きしずかを追いかけるが、なかなかタイミングが合わず、のび太に寄って来るのは園児やおばあさんたちばかりで…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもんプラス3巻「みせかけモテモテバッジで大さわぎ」より)