「ジャイアンの歌がやめられない」「夜空に輝くピザ・ギョーザ」[2015年12月4日放送]

「ジャイアンの歌がやめられない」

「ジャイアンの歌がやめられない」

 ついついおせんべいばかり食べてしまうママ。気をつけようと決意した矢先にまたおせんべいに手を伸ばしてしまい、「おせんべい中毒かしら…」とつぶやく。その様子を見たのび太が、“中毒”を治す道具はないのかとドラえもんにたずねると、逆に中毒にする道具ならあると言って、『ヤメラレン』を取り出した。
 さっそくのび太は、チューインガムとヤメラレンを一粒、ママに差し出す。ガムをかみながらおせんべいを食べることはできないため、ママを“チューインガム中毒”にしてしまおうと考えたのだ。
 そんなとき、ジャイアンがリサイタルのチケットを配りにやって来た。チケットを押し付けられたのび太は、しずかやスネ夫を誘おうとするが、二人とも家から出てこない…。
 しかたなく、ドラえもんと共にリサイタル会場の空き地に向かったのび太は、「どうせ聞かされるなら、ジャイアンの歌を好きになればいいんだ!」とひらめき、ヤメラレンを使って“ジャイアンの歌中毒”になることを思いつくが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 24巻「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」より)

「夜空に輝くピザ・ギョーザ」

「夜空に輝くピザ・ギョーザ」

 星がきれいにかがやく夜、のび太がスネ夫の家の前を通ると、庭で星空パーティーが開かれていた。女の子たちを相手に、星座について熱く語るスネ夫を腹立たしく思ったのび太は、つい「あんな星、シャクトリ虫にしか見えない」と叫び、女の子たちにいやがられてしまう…。
 その上、スネ夫の家の中に、モテるようになるための星座入門の本があるのを発見したのび太は、さらに腹を立てて帰宅。すると、ドラえもんが屋根の上でなにやら道具を足元に置いて、星を見ていた。ドラえもんによると、その道具は『プラネタイジリウム』という実際の星空で星座を学べるプラネタリウムで、なんと星を動かすこともできるのだという。
 これでスネ夫の鼻を明かしてやろうと考えたのび太は、プラネタイジリウムを手にスネ夫の家へ。庭木にかくれたドラえもんがプラネタイジリウムを操作し、のび太は『糸ナシ糸電話』でドラえもんから星座の説明を聞きながら、女の子たちに星座の話を始めるが…!?