「インスタントママ」「狙われたジャイアン」[2013年5月10日放送]
「インスタントママ」
そうじにせんたく、町内会の会合と毎日大忙しのママが、「体がもうひとつほしい」とため息をついているのを見たのび太は、楽をさせてあげたいと考える。それを聞いたドラえもんは、かんたんに分身を作ることができる『インスタントコピー機』を取り出し、ママのコピーを5人ほど作り出すことに。
それぞれのインスタントコピーママに、そうじにおやつ作り、アイロンがけなど、手分けして働いてもらった後、ママとコピーママたちは、買い物にでかける。分担して効率的に買い物をすませ、「おひとり様1パック」のタイムセールで、卵をたくさん買うことができたママは、大満足。
翌朝も、寝坊したママのかわりに、コピーママが大かつやく。ところが、その様子を見たママは、少しさびしそうな顔で…!?
「狙われたジャイアン」
ある日、ジャイアンが歌っているところを通りかかってしまったのび太とドラえもんは、歌を聞きに来たのだとカン違いされ、むりやり聞かされることに。いつも以上にひどい歌声に、全身がしびれ出すのび太たち。
そのとき、スーツ姿のあやしい男が、はく手をしながら近づいてくる。男はジャイアンの歌声に感動したと言い、「キミこそ、探し求めていた人だ」と言い出したから、ビックリ! さらに男は、ジャイアンに何やら耳打ちすると、歌うジャイアンを平然とビデオカメラで撮影し、笑顔で去っていく。
ジャイアンによると、男はミュージックスクールの教頭先生で、有名な歌手を何人も育てた校長に、ジャイアンの歌を聞かせたいというのだ。それを聞いたスネ夫は、犯罪の匂いがすると言い出すが…!?