来週からドラえもんの新エンディングがスタート！ 気になる楽曲は人気シンガーソングライター・Tani Yuukiさんの新曲『もしものがたり』だよ！

来週１０月４日（土）放送のドラえもんから、新しいエンディングがスタートします！ ドラえもんのリニューアルから２０年で初となる記念すべき新エンディングの楽曲は、『Myra』や『W/X/Y』といった楽曲がＳＮＳを中心にブレークし、音楽配信サービスのチャートを席巻（せっけん）するなど、若（わか）者から支持（しじ）を集める気鋭（きえい）のシンガーソングライター・Tani Yuuki（タニ・ユウキ）さんが書き下ろした新曲『もしものがたり』。“子どもたちの夢（ゆめ）だけではなく、大人たちの背中（せなか）もそっと押（お）す曲になってほしい”という想いを込（こ）めてしたためた歌詞（かし）を、ポップではずむようなメロディーラインにのせた軽快（けいかい）な一曲となっています。

『ドラえもん』の大ファンだというTaniさんは今回のオファーに、「子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、すごくうれしかったです」と大感激（かんげき）！
先日行われたライブツアー『Live Tour 2025 “Still love...this”』の初日のステージで、ファンのみなさんに『もしものがたり』をサプライズ披露（ひろう）した際（さい）には、ドラえもんとのび太もお祝いにかけつけ、会場は大いにもり上がりました！

新エンディングが流れる来週１０月４日（土）の放送をお見のがしなく！

Tani Yuukiさんコメント
――『もしものがたり』とともに流れる新エンディング映像（えいぞう）を見た感想を教えてください
初めて見たときは自分の楽曲に合わせてドラえもんが歩いていることがうれしくて、「めちゃくちゃいい…！」と思いました。自分の作った楽曲に、ドラえもんたちがノッてくれるなんて、本当に幸せです。すてきな振（ふ）り付けが入っていたり、漫画（まんが）のコマのような表現（ひょうげん）が入っていたり、いろいろな場面を盛（も）り込んでくださって、すばらしいエンディングに仕上げていただきました。感謝（かんしゃ）です。

――エンディングのオファーを受けたときのお気持ちを教えてください
子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、すごくうれしかったです。『もしものがたり』は、僕（ぼく）の中の『ドラえもん』を精一杯（せいいっぱい）詰（つ）め込んだ曲で、子どものころから僕の中にあった『ドラえもん』の世界観を、僕なりに表現したいと思い、制作（せいさく）しました。なので、あまり悩（なや）むことなく、一気に作り上げることができたのですが、完成したときには心の底から込み上げるようなうれしさを感じました。

――どのような思いをこめて楽曲を作られたのでしょうか？
ふだん生活していて、時には壁（かべ）にぶつかったり、つまずいたりすることもあると思います。その中で、自分の気の持ちようや考え方次第で世界は広がったり、もっと輝（かがや）いて見えたりするよ、ということが伝わったらいいなと思って作りました。小さなもの、大きなものにかかわらず、夢を抱（いだ）いてくれたらいいな、という僕の願いがこもった曲です。

――楽曲の中でも特にお気に入りのフレーズは？
冒頭（ぼうとう）に「きっとだれでも一度(Wa)　今までに少し(Cry)」というフレーズがあるのですが、そこはメインのボーカルのほかにかけ声が入っていて、みんなで歌って楽しむことができるので、いっしょに歌ってもらえたらうれしいです。

――ほしいひみつ道具があったら教えてください
“もしもボックス”がすごく好きで、“こんな世界だったらいいな”という願望を一度かなえてみたいです。あとは“タイムマシン”や“タイムふろしき”など、時間を操（あやつ）ることができる道具はロマンがあっていいなと思いますね。ほかにも、“名刀電光丸”や“空気砲（ほう）”、“ころばし屋”が好きです。ピンチのときにこの道具たちが出てきてくれると安心感があります。
アーティストとしては、“コエカタマリン”もいいですね。ライブで歌声が形になって出てきたら面白いんじゃないかな（笑）。

――『ドラえもん』の中で好きなエピソードを教えてください
『あの名作をもう一度…おばあちゃんの思い出』(２００６年放送)というおはなしがすごく印象（いんしょう）に残っています。僕、すごいおばあちゃん子だったんですよ。子どものころ、このおはなしを見た時タイムリーにおばあちゃんにひどいことを言ってしまったあとだったので、すぐに謝（あやま）ろう、そしてもうぜったい言わないようにしようと誓（ちか）ったことを覚えています。大人になって改めてその回を見てみたら…やはり泣けてしまいました。

――視聴（しちょう）者のみなさまにメッセージをお願いいたします！
僕が担当するテレビアニメ『ドラえもん』のエンディング『もしものがたり』は１０月から放送です。子どもたちの夢だけではなく、大人たちの背中もそっと押す曲になってくれることを願っています。心を込めて作ったので、ぜひ聞いてください。