ストーリー

2月26日(日)放送

最終えんができたな

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 鬼頭はるか(志田こはく)の新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」が日本漫画大賞を受賞。授賞式にドンブラザーズが集結する中、桃井タロウ(樋口幸平)の姿だけがなかった…。
 数ヵ月前、タロウは仲間たちの元を訪れ「ドンブラザーズに入ったことをどう思うか」と聞いて回っていた。はるかたちはドンブラザーズになったことを後悔するどころか、誇りに思っていることを知り、タロウは安心する。
一方、はるかたちはタロウの異変を感じ取っていた。介人(駒木根葵汰)によると、タロウは記憶をリセットされつつあるという。ソノイ(富永勇也)たち脳人がドンブラザーズに入り、後継者である桃谷ジロウ(石川雷蔵)が成長した今、タロウの仕事は終わった。これからは記憶を一新して、戦いとは無縁の人生を送るのだ。記憶が薄れていくことに気付いたタロウは、ジロウに「後はよろしく頼む」と頭を下げ、仲間たちに最後の言葉を送る。
 そんな中、脳人最強の処刑人ソノナ(本橋由香)とソノヤ(村上幸平)がムラサメを手にし、ソノシ(廣瀬智紀)たちを処刑。タロウと仲間たちの最後の別れを邪魔させたくないソノイは、脳人3人だけでソノナたちに立ち向かおうとするが、もちろんジロウ率いるドンブラザーズも駆けつける。さらにドンムラサメは自らの意思でソノヤの手を離れ、ドンブラザーズに加勢。しかし、ソノナたちにはかなわない。もうダメか…と思ったところに、タロウが参上! ソノナたちを撃破する。そしてタロウは、ドンブラザーズの前から姿を消した。
 それぞれの人生を生きるドンブラザーズ。漫画家として再出発したはるかの元に宅配便が届く。配達人のタロウは「縁が出来たな」と微笑むのだった。

脚本:井上敏樹
監督:田﨑竜太
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-151
はるか「ドンブラザーズになって、前より人間が好きになったような気がする」
はるかは夢に向かって再び
仲間の記憶が薄れゆくことを感じたタロウは、ドンブラザーズになって後悔していないか、仲間たちに聞いて回る。最初は地獄だったけど、仲間たちと知り合えたことを喜ぶはるか。ドンブラザーズのことを漫画に描き、カムバックすると意気込む。
DONBROTHERS-152
真一「いい勉強をした」
真一は感謝
猿原真一は、理想はあれど、どうにもならないものもあると思い知ったことで、新たな境地に。タロウに「感謝している」と告げる。
DONBROTHERS-153
翼「おれはドンブラザーズでいたい」
翼は愛のために戦う
犬塚翼は、ドンブラザーズに入ったことを後悔しているといいつつ、「ドンブラザーズでいたい」と。夏美との愛は失ったものの、誰かを愛している者のために、誰かに愛されている者のために、戦うことを誓う。再び逃走犯となった翼は、ソノニと手を取り逃げながらも戦う。
DONBROTHERS-154
つよし「ぼくの誇りです」
つよしの誇り
雉野つよしにとってはドンブラザーズは誇り。これからも人々を守るために生き、それが自分を救う事にもなるという。そんなつよしの元に、翼に別れを告げた夏美=みほが戻ってきた。
DONBROTHERS-155
タロウ「縁が出来たな」
タロウは再び…
全てを忘れたタロウだったが、配達人としてはるかに荷物を届ける。新たな縁ができたのだった。