ストーリー

1月29日(日)放送

46なつみのよのゆめ

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 脳人の検察官・ソノシ(廣瀬智紀)たちが現れたのは、元老院に脱落者と判断されたソノイ(富永勇也)たちを処刑するためだった。脳人に消去されてしまった雉野つよし(鈴木浩文)は、永遠に闇の空間をさまようことになるという。ソノイたちは、ドンブラザーズに手を組もうともちかけるが、猿原真一(別府由来)は「まずは誠意を見せて欲しい」と条件を出す。
 一方、桃谷ジロウ(石川雷蔵)の故郷・華果村を訪れていた桃井タロウ(樋口幸平)にも異変が。ドン家の者として獣人を生み出した責任を取ると、ペンギン折り紙を口に入れたタロウは獣人の森で目覚める。そこに獣人が現れ、タロウをコピーする。
 ジロウは、寺崎(一三)から真実を打ち明けられるが、信じられない。そこに、獣人のタロウが現れる。タロウは、獣人の森の入口を知るためコピーされ、逆に獣人体を乗っ取っていたのだ。獣人のタロウに案内され森を訪れた犬塚翼(柊太朗)は夏美(新田桃子)を救出する。
 獣人の森では、「許しの輪」を求め、ソノイが獣人と戦っていた。許しの輪を見つけたソノイは、つよしをはじめ脳人によって消去された人間を解放する。これがソノイなりの誠意だった。そしてタロウは、森に捕らわれた人間を解放し、人間を襲う罪を犯した獣人たちを森に閉じ込めたのだった。

脚本:井上敏樹
監督:加藤弘之
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-137
ジロウ「ル、ルミちゃん……みんな……そんな……!」
ジロウの友達は幻だった
寺崎は、ジロウを獣人の森の守り人である自分の後継ぎとして育てた。そしてジロウが寂しくないよう友人たちの幻を作っていた。信じられないジロウだったが、寿命を迎えた寺崎の死とともにルミたちは「頑張れ」との言葉を残して消えてしまった。
DONBROTHERS-138
翼「……夏美……!」
夏美は戻り、みほは…
翼は、本当の夏美を取り戻した。しかし、獣人の夏美=みほは命を落としたのだった。