34なつみミーツミー

　復活したソノイ（富永勇也）が桃井タロウ（樋口幸平）に似ていることは周知の事実だが、本人たちは似ているといわれるのが気に入らない。そんな中、再びヒトツ鬼になってしまった雉野つよし（鈴木浩文）は落ち込んでいた。一方、みほ（新田桃子）が恋人の夏美ではないかと疑念を持つ犬塚翼（柊太朗）は、つよしの家でみほの手料理を食べたいとお願いする。みほが作った料理は、翼が夏美に教えたものだった。みほは夏美だと確信した翼は、夏美の口癖を口にする。それを聞いたみほは夏美としての記憶を取り戻し、翼を追いかける。そして逆にみほとしての記憶を失う。翼と抱き合うみほの姿を、つよしは見てしまう。
タロウたちは、おでんを食べに来たソノイたちと遭遇。争いは忘れ、一緒におでんを食べる中、おでんのからしで涙を流したソノイが元のソノイに戻る。ところが、おでん屋のおやじ（大高洋夫）が特捜鬼に。特捜鬼をめぐり、ドンブラザーズと脳人は戦うことに。タロウはゴールドンモモタロウとなり、特捜鬼を倒す。特捜鬼ングには、ゴールドンオニタイジンで応戦し成敗！
みほ＝夏美と暮らす翼を呼び出したつよしは、みほを取り戻すため翼を警察に売る。連行された翼は、鬼頭はるか（志田こはく）の叔母で警部補の鬼頭ゆり子（三輪ひとみ）による取り調べを受けることに。

脚本：井上敏樹
監督：加藤弘之
アクション監督：福沢博文
特撮監督：佛田　洋（特撮研究所）