ストーリー

9月18日(日)放送

29とむらいとムラサメ

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 桃井タロウ(樋口幸平)の元に、脳人の元老院からソノイ(富永勇也)の葬儀の案内状が届く。葬儀の儀式により、ソノイが蘇りタロウに襲いかかる。しかし、本当にソノイが蘇ったのではなく鎧だけだった。ソノイの鎧の剣に貫かれたタロウはエネルギーを奪われてしまう。
 ソノニ(宮崎あみさ)とソノザ(タカハシシンノスケ)は、ソノイが最後に残した言葉、「私に万が一のことがあればムラサメを頼れ」との言葉を思い出していた。そんな中、獣人に襲われるアノーニを助けるためドンムラサメが出現。桃谷ジロウ(石川雷蔵)が応戦しようとするが、戦うのをやめる。マザーの声に従いながら、どう生きればいいのか葛藤するムラサメと、どう生きるのかを探すために2人の自分がいるというジロウ。お互いに似たものを感じたのだ。ジロウを攻撃から守るため、ドンムラサメが獣人を倒すところを、ソノニたちが見ていた。ムラサメだけが不可殺の獣人を倒すことができるのだ。
 爆竜鬼が出現。ドンブラザーズが応戦するが、飛来した忍者剣を手にした犬塚翼(柊太朗)、ソノニ、猿原真一(別府由来)が、「戦え」の声に従い豹変してしまう。エネルギーを奪われ変身できなくなっていたタロウだったが、忍者剣を手にするとドンモモタロウに変身。忍者剣の声に振り回されることなく、自分の意志で戦い爆竜鬼、爆竜鬼ングを撃破する。
その頃、元老院では、タロウから奪ったエネルギーによりソノイの亡骸に異変が起きていた。

脚本:井上敏樹
監督:諸田敏
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-78
ジロウ「……まるでお前は死にたがっているようだ。そんな相手とは戦えない」
ジロウとドンムラサメの交流
もうひとりのジロウは、ドンムラサメの悲しみを感じ、戦うのをやめる。ジロウとジロウ、ムラサメとマザー、お互いに自分の中にもうひとりの存在を擁しながら、どう生きるべきか葛藤する2人の心が通じ合う。
DONBROTHERS-79
ソノザ「……あれは……まさか……不可殺の獣人が……!」
ドンムラサメは獣人を倒せる
脳人の力では倒すことができず“不可殺の者”といわれる獣人だが、ドンムラサメは獣人を倒すことができる。
DONBROTHERS-80
ソノニ「……よせ。犬塚翼……お前にそんな姿は似合わない」
ソノニと翼
忍者剣に操られる翼の姿を見たソノニは、翼から奪い取る。夏美への変わらぬ愛を貫く翼に、ソノニは関心以上のものを感じている!?
DONBROTHERS-81
タロウ「ただひとつ、心残りはソノイと一緒におでんを食べたかった……という事だ」
タロウとソノイとおでん
ソノイの葬儀に出席したタロウは、脳人の長老たちの前で心残りを告げる。屋台で2人でおでんを食べる姿をイメージするのだった。