ストーリー

8月14日(日)放送

24むすこ、ににんばおり

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 桃井タロウ(樋口幸平)は、配達先の女性・智子(片岡京子)に自分の息子だと勘違いされてしまう。猿原真一(別府由来)によると、智子はピアノ講師で、ひとり息子・耕一郎(織部典成)が家出をして帰って来ないため、すっかり元気をなくしているらしい。真一は、タロウに息子のふりをしてもらい、智子を元気づけようと考える。しかし、タロウはウソがつけない。そこで、カメラで様子を見ながら、タロウの代わりに真一がしゃべることに。最初はうまくいっていたが、智子に自分の生き方を否定された真一は怒って代役をおりてしまう。そこで雉野つよし(鈴木浩文)が代わりにしゃべるが、自分のことと混同して結婚したと話してしまい、ややこしいことに。鬼頭はるか(志田こはく)が妻のフリをするが、ウソがつけないタロウは倒れてしまう。
そこに忍者鬼が出現。ピアノに挫折した耕一郎は、生き甲斐が欲しいという欲望から忍者鬼になってしまったのだ。ドンブラザーズが応戦し、忍者鬼を撃破。桃谷ジロウ(石川雷蔵)は虎龍攻神(トラドラゴンジン)で忍者鬼ングを成敗する。
智子が自分の身を呈して息子を守ろうとした姿を見たタロウは、自分は息子ではないことを打ち明け、謝る。そして本当の耕一郎は、もう一度本気でピアノと向かい合うことを決意し、家に戻ったのだった。

脚本:井上敏樹
監督:加藤弘之
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)


#本日のドン注目

DONBROTHERS-63
はるか「知らなかった……どんぶらにこんな部屋が……」
喫茶どんぶらには、なんでも「あるよ」
「喫茶どんぶら」の奥の部屋にはグランドピアノがあり、マスター・介人のピアノの腕前はかなりのもの。そしてタロウは、介人がピアノを弾くところを一度見ただけで、弾けるようになる。さすが!
DONBROTHERS-64
ゴクウ「ごめんなさい!」
2人のジロウ
ジロウは、もうひとりのジロウ覚醒すると、一時的に体が分裂して2人のジロウに。もうひとりのジロウが変身したドントラボルトが仲間を蹴散らしてしまい、ジロウが変身したドンドラゴクウが謝る。