ストーリー

8月7日(日)放送

23イヌ、いぬになる

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 子供がひとりで、犬が亡くなった交通事故現場に花と水を供えていた。雉野つよし(鈴木浩文)の妻・みほ(新田桃子)は 思わず手を合わせる。そんな中、獣拳鬼が出現し、ドンブラザーズが応戦。獣拳鬼に吹っ飛ばされた犬塚翼(柊太朗)は犬の事故現場に落下し、お供え物が壊れる。すると翼はイヌブラザーからチェンジオフできなくなってしまう。どうやら犬の祟りのようだ。途方に暮れる翼の前に、みほが通りかかる。みほを恋人・夏美(新田桃子)だと思った翼は声をかけようとするが、犬の鳴き声しか発することができない。そこに獣拳鬼が現れ、みほに攻撃が当たってしまう。翼はつよしや桃井タロウ(樋口幸平)に助けを求めようとするが、途中で遭遇した刑事・狭山(杉本凌士)に吹っ飛ばされ気を失う。目を覚ました翼は、自分のことも夏美のことも全てわからなくなってしまっていた。
再び獣拳鬼が出現しドンブラザーズが応戦するが、イヌブラザーは現れない。そこに幼なじみに会って元気を取り戻した桃谷ジロウ(石川雷蔵)が駆けつける。ジロウが変身しようとすると、もうひとりのジロウが現れ、それぞれドンドラゴクウ、ドントラボルトに変身。さらに2人は虎龍攻神(トラドラゴンジン)となり、獣拳鬼ングを撃破する。翼は、全てを忘れ本当の犬になってしまっていたが、犬の祟りもおさまり、無事、元の姿に戻ったのだった。

脚本:井上敏樹
監督:渡辺勝也
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)


#本日のドン注目

DONBROTHERS-60
みほ「貴様は……」
みほと狭山の関係は?
獣人となった狭山を見てみほが豹変。人間離れした身体能力で狭山と戦う。2人の関係は?
DONBROTHERS-61
ジロウ「君はタロウさんを嫌い過ぎている。でも、ぼくには君が必要だ……」
2人のジロウが合体
ジロウは、もうひとりのジロウから「タロウを敬い過ぎているためタロウを越えることができない」と指摘される。ジロウは、“タロウを嫌い過ぎている”もうひとりのジロウと力を合わせることで、タロウを越えるため新たな力を手に入れた。
DONBROTHERS-62
翼「………」
犬から翼へ
本物の犬になってしまった翼だったが、みほが翼の壊したお供え物を整え、亡くなった犬に手を合わせると、元の姿に戻る。