ストーリー

6月19日(日)放送

16やみおちスイッチ

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 桃井タロウ(樋口幸平)は、桃谷ジロウ(石川雷蔵)をドンブラザーズの仲間として迎える。しかし、鬼頭はるか(志田こはく)たちは、意にそわないお供なら処刑すると言い放ったジロウのことを少し怖く感じていた。
ジロウはドンブラザーズの新人として仲間たちの役に立ちたいと、尊敬するタロウの真似をしたり、はるかに漫画を描いたり、猿原真一(別府由来)に俳句を詠んだり、雉野つよし(鈴木浩文)の企画を褒めまくったり…。しかし、どれも的外れで、はるかたちは迷惑していた。ジロウが自ら催した歓迎会は、タロウ以外は欠席。自分こそが「タロウの後を継ぐ者」だと信じていたジロウだったが、タロウに“お供”だと言われ、豹変する。ジロウはドンドラゴクウに変身し、はるかたちを襲い変身する力を奪う。恐竜鬼と戦うタロウの元に現れたジロウの狙いは、タロウを倒して唯一無二のヒーローになることだった。お供たちの力を手に入れたジロウは、イヌブラザーやサルブラザーに変身してタロウに向かってくる。しかし、タロウはお供の姿が重なり、ジロウを攻撃することができない。怒ったはるかがジロウをビンタすると、ジロウは我に返る。ジロウはドンドラゴクウアルターとなって恐竜鬼を撃破。恐竜鬼ングにはタロウたちがドンオニタイジンで応戦し、成敗する。
元のジロウに戻ってからは、仲間を襲ったことは記憶になかった。はるかたちの言う通り、ジロウは本人も知らない人格を抱える問題児だった。

脚本:井上敏樹
監督:加藤弘之
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-38
タロウ「答えたくない、か。いい答えだ」
タロウ救出に力を貸したワケは?
タロウを倒したソノイが、タロウをこちらの世界へ戻すため力を貸してくれた。タロウが理由を問うと、「答えたくない」とソノイ。この答えになってない答えに、タロウは納得した。
DONBROTHERS-39
タロウ「おれの後を継ぐ?あり得ないな。おれの前におれはいない。おれの後におれはいない」
タロウはタロウしかいない
ジロウは自分こそが「タロウの後を継ぐ者」だと信じているが、タロウは全否定。これによりジロウが豹変!?
DONBROTHERS-40
ジロウ「おれはお前を倒し唯一無二のヒーローになる。お供もいらない。おれひとりで十分だ」
危ないジロウ
豹変したジロウは、お供たちから奪った力を使ってタロウを倒そうとする。しかし、我に返ると、豹変した後のことは覚えていない。ジロウには、もう1人の危ない人格が宿っているようだ。
DONBROTHERS-41
はるか「いい加減にして!私たちの力をドンモモタロウに使うなんて!許せないから!」
はるか、怒りのビンタ
タロウは、ブラザーに変身して襲ってくるジロウにお供たちの姿が重なり攻撃できない。タロウとお供たちの間に、いつの間にか絆ができているよう。怒ったはるかの強烈なビンタにより、豹変していたジロウも我に返る。