ストーリー

6月5日(日)放送

14みがわりジロウ

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ソノイ(富永勇也)の攻撃を受けた桃井タロウ(樋口幸平)が消滅してしまった。桃井陣(和田聰宏)によると、脳人の剣を受けて消えることは死を意味する。そして、タロウが消えた時、タロウに代わる者が出現するという。
その頃、桃谷ジロウ(石川雷蔵)が動き始めていた。内なる声により、いよいよヒーローとして使命を果たす時が来たと知ったジロウは、お世話になった人々に別れを告げ、村を出る。
高校生棋士(石田泰誠)から生まれた高速鬼が出現。鬼頭はるか(志田こはく)たちドンブラザーズはタロウ不在のまま戦うが統率がとれない。戦いの中、はるかはソノニ(宮崎あみさ)に背後から狙われるが、ソノイが阻止する。ドンブラザーズの窮地にジロウが駆けつける。ジロウはポーズだけはヒーローだが、変身も出来ず、石を投げて応戦。はるかたちは、ジロウはヒーローに憧れるヒーローマニアだと邪魔者扱いする。
再び高速鬼が出現し、人々を将棋の駒に変えてしまう。ドンブラザーズが応戦するが、やはり4人では歯が立たない。そこにタロウが戻ってくる。はるかたちは、キビ・ポイントを使ってタロウを復活させたのだ。タロウは高速鬼を撃破。高速鬼ングにはドンオニタイジンで応戦し、撃破する。しかし、戦いが終わるとタロウは再び消えてしまったのだった。

脚本:井上敏樹
監督:渡辺勝也
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-33
陣「おれの情報が正しければタロウが消えた時、タロウに代わる者が出現する」
タロウに代わる者!?
陣によると、脳人の剣を受けて消えることは死を意味するため、タロウはもう戻ってこないという。しかし、タロウに代わる者が出現するという。
DONBROTHERS-34
ジロウ「……スーパーヒーロー、ファイヤードラゴン参上!待たせたな、お供たち!君たちはぼくが守る」
ジロウは本当にヒーロー?
自分は生まれながらのヒーローだと信じるジロウは、タロウに代わりお供たちの前に参上。しかし、変身も出来ず、はるかたちには信じてもらえない。本当にヒーロー?それともヒーローマニア?
DONBROTHERS-35
ソノイ「ドンモモタロウに勝っていない……負けたのだ」
己の卑怯な行いを恥じる
ソノイは、タロウの正直さにつけ込み弱点を聞き出した。それによりタロウを倒したが、「誇ることのできない卑怯な真似だ」と自らの行いを恥じていた。