ストーリー

4月10日(日)放送

6キジみっかてんか

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 愛する妻・みほ(新田桃子)が優秀な美容師として表彰されることになるが、雉野つよし(鈴木浩文)は仕事でパーティには参加できないとウソをつく。何をやってもダメな自分と一緒だと、みほが恥をかくと考えたのだ。みほにふさわしい男になりたいと切望するつよしに、介人(駒木根葵汰)は「ポイントを使えば出来る男になれる」と告げる。それからのつよしは絶好調。全てが上手くいき自信がついたつよしは、見た目も生活も派手になり、人を見下すような態度をとるように。つよしを見た桃井タロウ(樋口幸平)は「前より弱くなった」と指摘する。
 一方、鬼頭はるか(志田こはく)と猿原真一(別府由来)は、タロウに、自分たち戦士になった理由、敵の正体や狙いなどについて尋ねる。しかし、タロウも全てを知っているわけではないという。代わりに桃井陣(和田聰宏)が質問に答える。敵の名は、高次の世界の住人たち「脳人」。強い欲望を持つある種の人間は「ヒトツ鬼」になる。そんな人間を消去するのが脳人の仕事だという。
 そんな中、つよしの変化を心配していたみほが倒れてしまう。つよしは、本当の強さを知るためタロウに勝負を挑む。しかし、子供の頃から何をしてもダメだったつよしには得意なものがない。するとタロウは、何でも出来たため得意なものがない自分と似ているという。そこに看護師・切田(畦田ひとみ)が欲望を暴走させた動物鬼が出現。タロウが変身したことで、つよしはタロウがドンモモタロウだったことを知る。ドンブラザーズは、人間ごと消去しようとするソノザ(タカハシシンノスケ)を退け、動物鬼を撃破。みほも元気になり、つよしも元の自分を取り戻す。みほを笑顔にすることができるつよしに、タロウは勝負はつよしの勝ちだとつぶやくのだった。

脚本:井上敏樹
監督:渡辺勝也
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-13
介人「ポイントを使えば出来る男になれるよ」
謎のポイントとは!?
「出来る男になりたい」というつよしに、介人がアドバイス。その言葉通り、つよしは急に出来る男になる。さらに介人は、つよしの獲得ポイントを見ながら「彼の幸福も不幸も、もう終わっている頃だろう」と謎の言葉をつぶやく。謎のポイントとは一体!?
DONBROTHERS-14
ソノニ「どうなの、あの五人組……特に赤い者の正体は……」
人間の世界より高次の世界の住人たち「脳人」。
脳人の世界は人間が放つ波動によって支えられている。欲望が人間の波動を乱すため、脳人は強い欲望を求めヒトツ鬼になった人間を消去している。ソノイ、ソノニ、ソノザにとっては、ドンブラザーズは仕事の邪魔をする存在なのだ。そしてソノイが口にした「元老院」とは何かも気になる。