ストーリー

3月13日(日)放送

2おおもも、こもも

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 盗作疑惑をかけられ漫画は連載中止、友達や彼氏も失った鬼頭はるか(志田こはく)は、「喫茶どんぶら」でバイトを始めるが、客にも盗作のことを噂されてしまう。さらに、コーヒー代の代わりに俳句を詠むという風変わりな客・猿原真一(別府由来)にも遭遇。はるかが失ったものを取り戻すには、“桃井タロウ”を探して忠誠を誓うしかない。桃井陣(和田聰宏)から桃井タロウが出演する場所と時間を知らされたはるかは、そこに現れたソノザ(タカハシシンノスケ)に目を付け尾行することに。
 ごくごく平凡な会社員の雉野つよし(鈴木浩文)は、平凡ながらも新婚の妻のみほ(新田桃子)と幸せな毎日を送っていた。ところがある日、突然キジブラザーに変身してしまう。このことは妻にも秘密だ。
 宅配便の配達員として働く桃井タロウ(樋口幸平)は、68歳のパート従業員・さなえ(松浦佐知子)に「いくつだと思う?」と聞かれる。同僚たちはお世辞で若めに答える中、嘘がつけないタロウは実際の年齢を口に。もっと若くなりたいと切望するさなえは、どんどん若返り…。また、タロウは犬塚翼(柊太朗)の家に荷物を届けるが、翼は警察に追われているようだった。
 ソノザを尾行していたはるかの前で、若くなりたい欲望にかられたさなえが烈車鬼になってしまう。はるかは、烈車鬼を止めるためオニシスターに変身。ところが、ソノイ(富永勇也)が現れ、またしても烈車鬼を人間ごと消去しようとする。ソノザこそが“桃井タロウ”だと思ったはるかは忠誠を誓うが、ソノザはソノイの仲間だった。そこにキジブラザーとイヌブラザー、さらにドンモモタロウが現れ、烈車鬼を撃破。烈車鬼ングにはドンゼンカイオーで応戦し、撃破する。元に戻ったさなえは、タロウの言葉で今を精一杯生きることが大事だと気づいたのだった。

脚本:井上敏樹
監督:田﨑竜太
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-03
つよし「結婚して3ヵ月。ぼくにはみほちゃんがいる…
新婚ホヤホヤ
ごくごく平凡な会社員の雉野つよし。最近ついてないことばかりだが、3ヵ月前に結婚した妻・みほとはラブラブ。
DONBROTHERS-04
真一「春風や、亡きあの人とすれ違う」
コーヒー代の代わりに一句
鬼頭はるかがバイトする「喫茶どんぶら」の客・猿原真一。人々の欲望、悲しみ、怨念がこびりついた不浄の物である“金”は持たない主義のため、コーヒー代の代わりに俳句を詠んだ。
DONBROTHERS-05
翼「…捕まってたまるか。おれは無実だ」
無実の罪で追われている!?
指名手配中の犬塚翼。警察に追われているが、本人は無実を主張。
DONBROTHERS-06
介人「全力全開?なんだ、それ」
他人のそら似!?
「喫茶どんぶら」のマスター。盗作疑惑をかけられ「全力全開で違います!」と否定するはるかに、ポツリとこうつぶやいた。“全力全開!”のあの人とそっくりだけど…!?