ストーリー

3月6日(日)放送

1あばたろう

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 21年前、桃井陣(和田聰宏)は、どこからか漂着した桃型カプセルを拾う。中には、なんと赤ん坊が!?
 時は流れて、現在。漫画家を志す女子高校生・鬼頭はるか(志田こはく)は、デビュー作で「冗談社マンガ大賞」を受賞。授賞式の帰り道、 “ベニツ鬼”になったタクシーの運転手に襲われるが、戦士のような姿に変身した謎の男・ソノイ(富永勇也)に救われる。さらに、謎のサングラスを装着したことにより異次元空間が見えるようになり、人間になりすまして世界に潜んでいた戦闘員“アノーニ”に見つかってしまう。逃げるはるかは、わけのわからないままオニシスターに変身し、窮地を逃れる。ところが翌日、漫画の盗作疑惑をかけられ、漫画家の道も友達も彼氏も全てを失うことに。失意の中、桃井陣から「桃井タロウを探し、忠誠を誓え。そうすれば失ったものを取り戻せる」と告げられたはるかは、“桃井タロウ”を探すことに。助けてくれた謎の男が“桃井タロウ”ではないかと考えるが…。
 はるかのクラスメイトで卓球部の吉岡(八頭司悠友)が欲望に取りつかれ “シソツ鬼”になってしまう。はるかは、再び現れたソノイこそが“桃井タロウ”だと思い忠誠を誓うが、ソノイは吉岡ごとヒトツ鬼を消去してしまう。ソノイはヒーローではなかった。そこに雉野つよし(鈴木浩文)が駆けつけ、キジブラザーに変身。ドンモモタロウも神輿に乗って登場し、ソノイに応戦する。さらに吉岡に試合を挑まれた卓球の元金メダリスト・春日(狩野絹成)も“騎士竜鬼”となるが、ドンモモタロウが撃破。巨大なヒトツ鬼ング“騎士竜鬼ング”にはドンゼンカイオーで応戦し、撃破する。
 その頃、桃井タロウ(樋口幸平)は、宅配便の配達員として働いていた。実は、はるかとすれ違った際に言葉を交わし“縁”ができていたのだが…はるかはまだ知らない。

脚本:井上敏樹
監督:田﨑竜太
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)

#本日のドン注目

DONBROTHERS-01
はるか「……もう…わけ……わかんね」
はるか、初めての変身!
突然、黄色いサングラスを装着されたはるかは、異次元空間が見えるようになるわ、モンスターに襲われるわ、オニシスターに変身するわ、華麗に戦っちゃうわ…と突然の展開に本人もわけわかんね状態。あのサングラスは何? 異次元空間? あのモンスターは?…と謎だらけで視聴者もわけわかんね状態?
DONBROTHERS-02
タロウ「縁ができたな」
この時、はるかとタロウは出会っていた!
人との“縁”を大切にする桃井タロウは、宅配便を届けた客にも、配達中にぶつかったはるかにも「縁ができたな」と口にする。どこにいるのかわからない“桃井タロウ”を探すことになったはるかだったが、実はこの時タロウと出会っていた! …が、残念ながらはるかはタロウのネームプレートに気づかなかった。